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小さき人ー2ー
仲の良い友達に昨日の夜の出来事を話した。
大爆笑された。
ネタじゃなくて本当のことなんだけどなぁ。
でもあれは一体何だったのだろうか?と疑問が残る。そして、もしまた会えたら絶対捕まえて見せる!
なんて考えていたがその機会はまさかすぐに訪れようとは思いもしなかった。
その夜は音楽を聞きながらベッドで雑誌を読みゴロゴロしていた。数分前に両親から電話があり少し帰りが遅くなると連絡があったので、今は私一人だ。
やっぱこのサビの部分好きだなぁ〜♪
なんてのんびりしていた時。
『△〻¢¢□○△〻』
まさかのあの言葉!
キタァァァ!!
バッと窓枠に視線を向けるが何もいない、机や椅子と視線を移しその姿を探すが何処にもいない。
声はする、何処から?
音楽をそっと消し、手には用意しておいた紙コップを持ち耳をすませるとどうやら扉からの様だ。
私の部屋の扉は引き戸になっていて扉が少しだけ開いている。
視線をゆっくり下に向けていくと…。
はい、いました!
ちいさいおじさん発見。
今回も何か怒っている様だ、言葉が分からないので理解出来ないのが残念だけどつかまえちゃえ。
慎重にそぉーと近づいていく。
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