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ダイビングを楽しむ ①

未知なる水中へアドベンチャー~水中生物を楽しむ

Cカードを取得したら、たくさん海へ行ってダイビングを楽しみたいものです。

あなたのお住いの地域に近いダイビングポイントで毎週のようにダイビングを楽しむも良し、数カ月に一度、定期的にお気に入りの南国リゾートへ通うのも良いものです。夏だけダイビングを楽しむダイバーもたくさんいます。

中でもよくあるのが「本州の海なんて汚くて入る気にならない」という言葉です。

日本、本州は南国リゾートと比較すると「透明度が落ちる」ことは事実です。しかしこの「透明度」とは何によるものなのか。 
そして「透明度の高い海」と「透明度の低い海」ではどちらが生物層が豊富なのか?そのあたりもちょっとだけお話しますね。

透明度の正体のひとつは「プランクトン」です。

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このプランクトンが多く発生するのは本州沿岸部です。本州に連なる山々に降り注ぐ雨、雪解け水が染み込み、濾過され、豊富なミネラルを含んだ栄養水となり日本沿岸部の海へ流れ染み出て行きます。

更に黒潮による海流が、水底深くから水を巻き上げ、沈殿した栄養素を餌とするプランクトンが大量に発生するわけです。

この大量に発生したプランクトンを餌とする小魚達が大挙し、それを捕食する生物がやって来る。食物連鎖と呼ばれる現象ですね。

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大型魚も稚魚時代があり、沿岸部の穏やかな海域では、大型魚の稚魚を観察する事が出来ます。

魚類の他にも様々な生物が海で棲息しています。
鯨やイルカ(哺乳類)、ウミガメやウミヘビ(爬虫類)、海老や蟹(甲殻類)、イカやタコ(頭足類)、貝類(軟体動物)、ウミウシ(後鰓類)、アメフラシ(腹足綱後鰓類)、ゴカイ、イソメ、ウミケムシ(環形動物)、珊瑚(刺胞動物)など挙げればきりがありません。

「透明度が低い海」は「汚い海」のではなく「生物層が豊富な海」なのです。

水中撮影

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ダイバーの中には「お気に入り」の生物を撮影することに情熱をかける人がいます。

昔と比べて「水中写真」は身近なものになりました。コパクトデジタルカメラは入手しやすい価格になり、気軽に水中写真を楽しむことが出来ます。
最近はスマホ用の水中ハウジングも販売されています。これからは海もスマホが主流になるのかも。

高級一眼レフでガッツリとハマっているカメラ派ダイバーになるのも楽しい道ですね。
ダイビング雑誌やフェスティバル、現地ダイビングサービスなどが定期的に開催するフォトコンテストへ応募するのも「腕試し」として楽しいものです。

GoProなどのアクションカメラで撮影して、BGMなどをつけて編集し、ネットやSNSにアップするのも流行っています。
中にはクリエイティブな専門職に転職してしまうダイバーも。

水中撮影ひとつ取っても、複数の楽しみ方がありますね。

そして水中生物の楽しみ方も。

大型生物

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小さな生物をじっくり観察、撮影するのも楽しい事ですが、私が好きなのはやっぱり大型生物。雄大に泳ぐマンタは何度見ても感動します。小魚の群れに猛スピードでアタックを仕掛けるブリやマグロの達の迫力。
環礁で昼寝をするウミガメ。迫力の群れをつくるハンマーヘッドシャーク。
彼らの姿を水中で目の当たりにすれば、大型生物の魅力を理解してもらえるかと思います。

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水中生物だけでも、これだけたくさんの楽しみ方があります。もちろんここにあげた以外にもあることでしょう。

水中生物にハマると、ダイビング以外に「図鑑」がたくさん欲しくなっちゃうのは仕方のないことですね。気が付けばダイビング関連の本で本棚埋まってしまうということは「ダイバーあるある」です。

では、また。



セブン|横浜.妙蓮寺.大口ダイビングショップ
担 当 鈴木孝壽 (すずき たかひさ)
メール diversseven7@gmail.com
メール  seven7@office.nifty.jp
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