【全文無料】負けた時にどうしてきたか
こんにちはセブンです。
今回は前年度のJCS権利を得るまでの過程の話をしたいと思います。
この話をするにあたりエボルヴをはじめるまでの経歴から書き出していきます。
1.エボルヴに出会うまで
初めてTCGを触ったのは小学生の頃のmtgでしたが、大会で勝つ事を目的とする観点に置くと大学生の時に本格的に触り始めた遊戯王が最初だったように思います。
遊戯王OCG 4年程
VG 4年程
mtg 5年程
複数を同時に勝ちに行けるような性格はしてないので基本的に誰か一つに絞っての取り組みでした。
ちなみにここまでで大型大会の実績は0
予選やCSレベルでこそそこそこ勝ったりはしていましたが大型大会では全く勝てず(mtgのGPしか該当の大会には出てませんが)目標としていたプロツアー出場やGPTOP8等も果たせないまま離れてしまいました。
その後コロナ禍に入り競技mtgはほぼ引退
エボルヴに出会うまではアプリのゲームや遊戯王をカジュアルで楽しんでいました。
2.エボルヴとの出会いとGP戦績
私がエボルヴを始めたのは2弾後期(2022年9月頃)で、きっかけは知り合いだったえんがわ君のGP優勝とその記事でした。
しばらく競技TCGからは離れていましたが、これを機に全国優勝を目指してみようと思い戦いが始まりました。
まずは大型大会の戦績から書いていきます。
GP京都 6-2オポ落ち(2弾環境
GP名古屋 6-3(ウマ娘環境
GP大阪 0-3(3弾環境
GP大阪 6-3(6弾環境
GP大阪トリオ チーム5-2個人4-3(7弾環境
GCS仙台トリオ チーム10-1個人9-2優勝(8弾環境
こんな感じで、見ての通り仙台以外は酷いものです・・・
今思い返しても良く仙台勝てたなと思うところです、もちろん当日の運やチームメイトのお陰ではありますがそれだけで勝てたとは思っていません。
3弾環境で0-3して以降負けを経験する度に何かを変えなければ次も同じ結果に終わると言い聞かせてそれぞれ課題を持って練習に取り組んできました。
それらの積み重ねが全く関係無かったとは思えないので具体的に何を課題にしてきたかを書いて行きたいと思います。
3.練習環境を変える
取り組んだ事は色々あれど一番大きかったのはこれかなと思います。
皆さんは普段誰と練習してますか?
私は仲の良い友達とやっていました、というか多分殆どの人がそうですよね?
ただその友達が数人しか居なければ数人としか経験を分かち合う事が出来ません。
3弾環境のGPで負けた後今の練習環境では例え倍練習したとして成長曲線はたかが知れていると思い、まずやったのは関わるコミュニティ(人)を広げる事でした、今までより多くの人と関わってより多くの練習環境を得る事、それぞれのコミュニティで学んだことを自分の中で落とし込めれば今までより遥かに広い範囲の知見を得る事が出来る、つまり知識の偏りを防げるのが一番のメリットだと思いました。
〇〇対面は有利、××対面は△△を全力で引きに行く、等自分が使っていないデッキでも聞くだけである程度知識を得る事ができる上、複数人に聞けば何が正しいかも判断しやすいという事です。
ハッキリ言って効果は絶大で目に見えて勝率は上がりました。4弾5弾環境は大型大会にこそ出なかった(4弾環境はそもそも無かった)もののこの頃から始まったCSのシーズン0から1にかけて何度か入賞し、6弾環境では3度の優勝も経験しました。
この頃には交流もかなり多くなっていて、確かな成長を感じていましたか、肝心の大型大会は6-3予選落ちと振るわず。その後のGP大阪トリオでも結果は出せず悔しい思いをしました。
反省点を挙げるとキリがありませんが、大きな要因としては色々なコミュニティの方と関わって知見を得られたのは良いがそれを活かし切る器が自分になかったのが敗因だと思いました。
つまり得た情報を適切に処理、把握出来てない可能性がありそれがデッキ選択ミス、構築ミス、プレイングミスに繋がってると考えると同時にコミュニティを広げるだけではダメで、軸となるメインのコミュニティ(情報の取捨選択を共有し考察を行うメンバー)を作っておく事が大事だなとも思いました。
4.練習方法を変える
GP大阪トリオの後どうすればミスが減らせるのかを考えていました。この時点でGCS仙台トリオへの出場が決まっており、メンバーはomusanと紀緑さん。
アベレージが高く自分より上手いと思っていた2人だったのでこのメンバーで調整するのであれば練習方法を工夫する事で前述の問題点を解決出来るのでは無いかと考えました。
まず第一にやった事は択検討を増やす事でした。
もちろん今までもわかりにくい事があればフリーの途中手を止めて相手にハンドを見せて考えたりはしていましたが、この時はかなり意識して増やしました。すると途中でこれ最初からずっと手札公開でやった方が良くね?となり毎回ではありませんでしたが、殆どのフリーを手札公開でやっていたように思います。このやり方の良いところは択検討がやりやすい所もそうなんですが、対面のデッキのプレイも同時に覚えられる所にあると思っていて効率は体感倍以上、実質精神と時の部屋です。
択検討が増えると正しい択に辿り着きやすくなり、正しい択がわかればプレイが正しくなり、プレイが正しくなると構築も正解に近づくと言う理屈です。
これだけでも効果は感じていたのですが更にもう一つ、1人回しを二つのデッキでやると言うのもやりました。
なんか凄そうに書いてるけどようはあれです、右手と左手で別のデッキを操ってやる1人回しです。
カードゲーマーなら誰もが1度はやってるはずのあれです、え?あるよね???
しかしこれあんまりバカにしたモンでもなくて実際やってみるとかなり正確に有利不利や択の精査が可能で、対面相手が居ない時などはずっとこれをやっていました。まあどっちのデッキもそれなりに回せないとダメですが、デッキを回せるようにする過程でももう一つを自分が回せるデッキにしておけばある程度有効だと思います。
正直一手ずつ正確にプレイしてる訳ではなくある程度流しでカードを並べて行って大まかな勝敗が付いた時点で次のゲームへ、もしくは択で迷った場所があれば再現してやり直し、明らかに要らないカード等があれば入れ替えてやり直し等、フリーでは中々省略しにくい所まで出来るので一部に関して言えばフリーより効率の良い所もあると思います。
マジでおすすめなんですが欠点が二つ
まずどっちのデッキもプレイが間違っててそれに気付いていない場合は結果が歪みかねない事
まあ当然ですよね、気付かない部分は自分1人だとどうしようもないです。なので必ず1人回しで得た結果はそのまま鵜呑みにせずに一応フリー等で確認する事が望ましいです。
結局ここでもコミュニティの力は必要になります。
もう一つは普通にあんまり面白くない
まあこれも当然ですね、カードゲームは2人で遊ぶ物なので・・・この部分には個人差がありそうですが私はあんまり面白いと思わないですね・・・
以上がエボルヴで負けた時やってきた事です。
もっと細かい話をすれば色々あるんですが大きく効果があったなと思う点に絞ればこんな感じになるかなと思います。
まず前提として私は決して自分が才能に恵まれた人間では無いと自覚しているのでどうしても自分より遥かに優れた相手との差をどう埋めるかと言う考え方になりがちです。
もちろんこれが正解と言うつもりはありませんし、取り巻く環境も人によって違うので私がやってきた事と同じことをやっても勝てるとは限らないと思いますが、少しでも上を目指す人の参考になればと思います。
今回も投げ銭式です、よろしくお願いします。
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?