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雄手舟瑞の放浪話。
「どうせ自分は憎まれ者でひねくれ者だから」と自分を卑下しながらも、青い鳥を探し続ける雄手。そんな彼が20年以上も放浪し、苦難に遭いながらも、ついに幸せの意味…
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#旅とわたし
【雄手舟瑞物語#3-インド編】旅行1日目、ツーリスト・オフィスでキレイに引っかかる。その鮮やかさで僕は倒れたことに気づかない。(1999/7/27②)
インド・ニューデリー空港に着いてすぐタクシーを拾い、僕は市内(セントラル)に向かった。インド人運転手は、僕の希望通り”セントラル”のミドルクラスのホテルへ僕を案内した。ニューデリーのセントラルやミドルクラスのホテルがどんなものかよく分かっていない僕は言われるがまま「こんな感じか」と思いながら、ホテルのフロントに「一泊だけしたい」と告げると、ボーイはまあそれなりの部屋を用意してくれたのだった。「部屋は満足か?」と聞かれ、僕は「OK」と答えた。そして、彼らに促されるまま、とりあえ