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【映画感想】タイタニックを見ました

観ようと思った経緯

今回、タイタニックの映画を観たんですけれども。
そもそも、何故このタイミング?って話なんですよね。

これまでタイタニックは名作だと聞いてましたが、中々観る機会がなく……
今回、職場の高校生がタイタニック大好きと言う事で、オススメされたので観てみることにした次第でした。

その子に感想を伝えやすくするためにも、感想日記にまとめて行こうかと思っています。
個人的な主観や個人的な感情マシマシな感想を書いていく予定ですので、苦手な方はご注意くださいませ!

全体の感想

序盤の2人が好き過ぎ問題。

で、実際に観てみた全体的な感想としては…
めっちゃくちゃ純度の高いラブロマンスでした!
結構、ベッドシーン多めなのかな?
と勝手に思っていたのですが、そんなに多くなかったなぁという感想に落ち着きました。

勝ち気でじゃじゃ馬のようなヒロインと、一緒にはしゃいでくれるジャックの姿がとっても良かったです。
こういう等身大の恋愛と言うか、同じ目線で一緒に感情を共有してくれるのって、なんかいいですよね。

そんな感じで、めっちゃラブロマンスじゃーん良き~~~!
とか思ってたら、前半部分の最後でパニック映画になったので
そこに全ての感情をかき乱されました。
なんだよ…こんなに幸せそうな二人になんて辛い事故だよ…って泣きそうでした。
まぁ、史実や物語の冒頭で予想は出来ていた事ではあったのですが、それでもショックでしたね…。

一通りパニック映画を楽しんだ後、ちゃんとラブロマンス要素も来てくれて…
でも、そのシーンがあまりにもキツすぎて、悲しすぎて…
ボロボロに泣いてしまいました。
こんなのって無いよ……

ここ好きポイント

ここからは、もっと作品に踏み込んだ『ここ好きだ~~』ってポイントをまとめていきたいと思います。

ジャック・ドーソンがとりあえずイケメン

この映画を見た人は全員、思うであろう感想ですが
ジャック・ドーソンさん、イケメン過ぎませんか???
若かりし頃のレオナルド・ディカプリオの破壊力やばすぎ…
観てる間、事あるごとに「顔が良~~…!」って言ってた気がする。

顔が良……(崩れゆく語彙力)

顔がいいのは勿論そうなんですけど、ジャックの性格がマジでかっこよすぎる。
あんなにユーモアが効いていて愛情をまっすぐに向けてくれて、一緒に色んな事を共有してくれる人に好かれたら、人生変わっちゃいますよね。

私が特に好きなシーンは、最後の最後で命の瀬戸際をさまよう時。
ジャックはローズが生き延びて、幸せに生きて、天寿を全うすることを望みます。
彼女を木片の上に乗せてそれを保つために、自分は乗らないという選択肢を選ぶのが、本当に愛だな、と。

あのシーンで泣いちゃいました。
本当に良い。

このシーンで泣きました。

婚約者いい男過ぎん??

悪役だろうけど私は結構好きなホックリー氏。

ところで、この作品でもう一人いい男が居ると、私は思うんですよね。
それはローズの婚約者であるキャルドン・ホックリーが、私は良い男だと感じました。
(好きかどうかはこの際置いておいて)

だって、ホックリー…めっちゃローズの事大好きじゃないですか?
そりゃ愛情表現は間違っていると思うし、その愛情は独占欲だとか、勲章みたいな顕示欲なのかもしれないけれど。
自分に従順じゃない、生意気で可愛げのない女を、あんなに意地になって手中に収めておきたい、自分の元から離れないようにしたいなんて…
十分に愛だなと思いますけどね。

だって、あんなにプライドが高い彼ですよ?
人前で、自分に恥をかかせ続ける女を婚約者のままにしておくのは、やはり愛情を抱いているとしか思えないです。
最初にローズを船に乗せる時に、ジャックと手を組んで嘘をついて彼女を助けようとするシーンから、もう彼の不器用な愛情が愛おしすぎます。

まぁ、それだけして助けようとした彼女が、ジャックと生きるためにその好意を無下にしてしまったのなら…
そりゃ怒り狂って銃を乱射してしまう気持ちも分かってしまう気がします。
その後、全てが終わった後に、自分より身分がはるかに低い救出者のエリアにわざわざ姿を見せたのは、本当に愛……ってなりました。

主人公いい男に愛されすぎ(いいなぁ)

この映画…
窮屈な貴族の暮らしに嫌気がしているヒロインが、超絶イケメンとのラブロマンスを経て、メリーバッドエンドに向かう話だと思うんですが。
個人的には、ローズがホックリーを選ぶ人生もあったと思うんですよね。
ただ、それをしなかったのは、ジャックの事を愛してしまったから。
そして、ホックリーの愛情に気付けなかったから、ですよね。

ホックリーがもう少し、愛情の表現方法を変えていたのなら。
結末は変わった可能性もあったんじゃないかな、って思います。

大事な事なのでもう一度

婚約者主人公の事好きすぎ問題

2人で嘘をついてローズを助けようとするの涙。

ホックリーがローズを愛していたと、私は信じています。
あんなプライドの高い男が、自分の顔に泥を塗り続ける女と一緒にいる理由は、やっぱり愛だと思うんです。
没落貴族の一人の娘と、わざわざ婚約して。
そんな娘のために、かなり高価なブルーダイヤを用意するなんて。
愛情以外の何物でもないと思います。

前述もしましたが、かなり分かりづらい愛情だと思いますが、それでもホックリーはローズを愛していたと思います。
その愛情に気付けなかったのは、やはり彼女の求める愛情表現にホックリーが寄り添えなかったからだと思うのです。
少しでも、ホックリーが彼女に歩み寄れたのなら、関係性ももっと変わったのではないか…
そう思うと心が苦しくなりますね。

結局主人公が選んだのは自分を真っすぐに愛してくれる人だったんですよね。
(まぁ……最初からホックリーへの愛情は低かったわけですが)
愛情を素直に伝えることの重要さを感じました。

まとめ

結論として、タイタニック……名作でした。
いや、本当に良かった。
この数十年、一度も見たことないのは損してたわ。
と、しみじみ思うほどでした。
オススメしてくれた高校生の彼女に感謝ですね。

ここまで長々と書いたのでお気付きかもしれませんが、私は割と婚約者・ホックリーが好きです。
不器用な、生きづらそうなおっさんが大好きなんや…。(救いようのない性癖)

私のこじらせ性癖は置いておいても。
とても素敵なラブロマンスでした。
ジャックはどこまでいってもイケメンだし、
ローズとの恋模様はドキドキするし、
ホックリーは不器用なおじさん過ぎるし。

沈没していくシーンは、まさに手に汗握る感じがしてとても良きでした。
上手くまとめきれませんでしたが、見て良かったなぁと心の底から思える映画でした。

満足満足。

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