人生で初めて飲んだお酒は小学生の時に台所で舐めた養命酒だった。
初めて堂々と飲めた酒は当時付き合っていた彼の家で飲んだチューハイ。
失恋した時友達に口と共にこぼすハイボールは少しほろ苦いし、好意を寄せる人と交わすカクテルは胸を昂らせる味がする。
子どもを産んでからは飲む酒の量が変わったけれど、旦那と映画を見ながら傾ける梅酒は美味しい。
今日は酒好きの父に焼酎を贈った。父の日と誕生日のお祝いを兼ねて。
アルコールが常にそばにある人生は、とても悪くない。
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タグ企画、『短文バトル』に参加させていただいた記事です。
