見出し画像

ピッタリの日焼け止めを見つけるための基礎知識

そろそろ日焼け止めグッズが必須になってくる季節。自分にピッタリの日焼け止めを選ぶためのプチ情報を!

まずは紫外線の種類。
紫外線にはUVA波とUVB波があります。UVC波もあるのですがコレはオゾン層で遮られるので通常は気にしなくてもOK。
美容界隈ではA波をシワ光線、B波をシミ光線などと言うケースも。

A波は波長が長くお肌の深層まで届き、お肌の弾力低下などを招きます。また、メラニンの生成を刺激し肌の色を濃くします。ガラスも通り抜けるので防御するには室内でも日焼け止めが必要。シワたるみ・シミの原因に。

B波は肌表面に作用し炎症を招きます。日焼けでお肌がヒリヒリしたり、熱を持つのはB波の影響です。炎症箇所のリカバーのためにメラニンが多数生成されるのでシミの原因に。

次に紫外線を防ぐ2つの指標。
SPF値はUVB波を防ぐ数値で、ある一定の紫外線を照射し日焼けを防いだ時間を表します。一般的にSPF1で15〜20分と言われていますが、紫外線量の多寡によりズレが生じる事も。
PA値はUVA波を防ぐ数値で+が多いほど防御力が高くなります。

3つ目に日焼け止めの成分について。
日焼け止め製品に配合される成分には紫外線散乱剤と吸収剤があります。

散乱剤は簡単に言うと肌表面で紫外線を跳ね返しバリアするもの。低刺激なので赤ちゃんや幼児、デリケート肌の方にオススメです。伸びがやや悪く白浮きしやすいまた、吸収剤に比べると日焼け止め効果が低めでもあります。

紫外線を吸収し熱や赤外線に変化させる吸収剤はこの変化のプロセスがデリケート肌の方には負担になる事も。紫外線防御力は高く、透明でなめらかなつけ心地です。

以上を踏まえて雪月花がご提案するライフスタイル別オススメ日焼け止めは

インドアがメインの日常生活
SPF20から30 PA++ 
ショッピングやレジャーなど1日を戸外で過ごす
SPF30から50 PA+++
アウトドアスポーツや海、スキーなどを楽しむ時
SPF50+ PA++++  ウォータープールフ

バリア機能が正常なお肌でしたらムラなく付けやすく防御力も高い吸収剤入りのもの。
弱肌さんや小さいお子様は低刺激の散乱剤を使用したものを選んでください。
数値が高いものを選びがちですが、高機能なの物はその分肌負担も大きくなる傾向があります。ご自身のお肌状態によっては低い数値の物を選択する方が良いケースもある事をお忘れなく。

また、日焼け止めは2〜3時間毎に塗り直す事が大切。塗り直しにはスプレータイプが便利です。
お顔の場合はファンデーションや日焼け止め効果のあるパウダーでお化粧直しをしてください。

帽子や日傘、UVカットの衣類、眼も紫外線の悪影響を受けますのでUVカットサングラスなども有効です。

また、紫外線は強さは変わりますが365日つねに降り注いでいます。光老化を防ぐには1年を通して日焼け止めの使用をオススメします。

そして、うっかり日焼けをしてしまった、アウトドアレジャーを楽しんだ、そんな時のアフターケアには是非、プロのトリートメントを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?