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紫外線ケアのシートパックを選んでみた

なかなか梅雨入りせずに、気温も日差しも夏!な感じの日が続きますね。

そんな週末、所用で近くのショッピングセンターにお出かけ。さんさんと日差し浴び『これは紫外線ケアが必要かも〜』と焦ったワタクシ。
せっかくなので、SCにあるお店を巡ってイチ押し『美白シートパック』を探してみる事に。

よし、探すぞ!と改めて売り場を見てあー、これは難しいかもと思いました。

なんとなく『美白』とか『シワ』とか『毛穴』とかお悩みが全面に出ているのかなと思っていたのですが、実際には『ナイアンシン』とか『幹細胞培養液』とか『レチノール』など成分をうたった物が多かったです。
それと『うるもち』とか『スベスベ』とか質感、『ハイドラ』や『ダーマレーザー』など美容のライト層には意味が通じるのかな?と言った物。

もちろん、パッケージには『つや』『ハリ』『毛穴』などこのアイテムを使用したら得られるだろう事が書いてあります。
化粧品は『医薬品、医療機器等の品質、有効性、安全性の確保等に関する法律(薬機法)』の規制により効果効能を明示する事ができません。
そのため例えばシワたるみに効果が期待できるアイテムですと、『弾む肌』や『イキイキ笑顔』と言ったイメージ先行の表現しかできません。
『シワ改善』はNG、効果効能を謳わずただ『シワ』と記載して『あとはご想像に任せます』的な表現が精一杯。
全体的にフワッとした表記になるのはいたしかたないのです。そのため配合成分を強調するのは有り!なのでしょう。

さて、今回ワタクシは美容ライト層を念頭にこの記事を書いています。
一つは選ぶシートパックの価格をプチプラの複数枚で1,000円以下シバリにしたため。シートパックハントをしたお店が全てアイテムを選ぶ際に対面接客をしない店舗だったからです。

コスメの対面接客、デパートのコスメカウンターが1番わかりやすいですね。各ブランドの美容スタッフがいて、アドバイスを受けながら購入できるスタイル。なので、『近頃紫外線が気になるので、それに対応したシートパックを見たい』といえばそれに合う物を提案してくれます。

対面接客をしないコスメショップはコスメの取り扱いがあるドラッグストアや東急ハンズやソニープラザなどの生活雑貨のお店、それとスタッフの主たる業務が会計と店舗運営のコスメショップ。
これらの店舗は基本的には自力で欲しいアイテムに辿り着がなくてなりません。
もちろん、売り場のスタッフに質問すればある程度答えてくれると思いますがそれはあくまで➕αのサービスですのでスタッフによって力量に態度にも差があるかと。

話しを戻してシートパック選びですが、成分を全面に出したアイテム。ナイアンシンアミド(ナイアシン)、ビタミンC、レチノール(ビタミンA)。これらの成分は実は全てブライトニング効果が有ると言われています。
さあ、どれを選びますか?

ざっくりとしかつワタクシが理解している知識で申し上げますと
ナイアンシン(ビタミンB3)は抗酸化作用・抗炎症作用があり、メラニンの生成を抑える、表皮のバリア機能をサポートする、コラーゲンの生成を促進。簡単に言うとニキビ・シミ・シワ・敏感肌にお悩みの方向き。
ビタミンCはメラニンの生成の抑制、メラニンの排出の促進、コラーゲンの生成のサポート、皮脂の分泌の抑制をします。ニキビ・シミ・シワにお悩みの方。特にメラニンの排出を促すので今あるシミにお悩みの方に。ただし、皮脂の分泌の抑制効果は乾燥にもなりかねないので乾燥肌や敏感肌の方は注意を。
レチノール(ビタミンA)は細胞の新陳代謝を促します。肌再生をうながすので、シワ・シミ・ニキビ・毛穴の詰まりや汚れなどにお悩みの方向け。深いお悩みにも。ただし、ビタミンA受容体が少ないお肌の場合は皮向けなどのドラブルも起こりやすいので使用は慎重に。紫外線との相性が悪いので日焼け止めは必須。

それぞれに良い点、気をつけなくてならない点があります。

例えば、若年層でシミを予防したい!という方にはワタクシはナイアンシンアミドをオススメします。
今あるシミも気になるという方にはビタミンC。
シミもシワもしっかりケアをしたい方にはレチノール。ただし、レチノールには使用上いくつか注意点があるのでショップやサロン、美容皮膚科のスタッフのサポート付きでないとオススメするのは心配です。

と言った具合で成分で自分のお悩みとお肌にあったベストアイテムを探すのはなかなかに難しいのではと思いました。

当サロンでは、エステ前のカウンセリングで必ず現在ご使用の基礎化粧品をうかがうのですが、シートパックをご使用のお客様に
『そのパックは何を目的としていますか?』と質問をすると
『えーなんだろ??保湿かな?』とな
『なんか色々といいみたい』などお悩みターゲットがはっきりしないケースがままあります。
おそらく、お客様自身はっきりとは用途をご理解されていないのかもしれませんね。
今回、シートパック選びを自分でしてみて、なぜ上記の様な事になるのか解った気がします。

今回
・シートパック
・今日浴びた紫外線のダメージを軽減したい
・価格は1,000円以下
とかなり具体的に絞って探したワタクシも目的に叶うだろうアイテムの多さとあいまいさに苦戦しました。
選ぶ際にポイントにしたのは上記の他に
・美白成分以外にグリチルリチン酸が含まれてい
 る物
紫外線は軽微の火傷を起こすので皮膚が熱を持ち軽い炎症を起こします。真夏の海で日焼けが痛くてヒリヒリなんて経験のある方もいるのでは?多かれ少なかれ炎症状態にはなりますので抗炎症作用のあるグリチルリチン酸配合を選択ポイントにしました。
・全面に謳っている有効成分が全成分表示で水、アルコール類、グリセリン類の次に来るもの。
水、アルコール類、グリセリン類は化粧品の基材となるものでそこにお悩みに対応した成分を混ぜて製品とします。そして、全成分表示は含有量が多い順番に記載されます。いい成分が入っていますよ!と書いてあるのに実はほんの少ししか入っていないなどいう事がない様にこの順番は大切。
今回選んだシートパックはビタミンCを謳っていましたが、有効成分トップはナイアンシンアミドでしたが、そのあとに4種類のビタミンC誘導体の記載が続いていたので合格としました。ナイアンシンアミドも美白成分ですしね。

ここで、コレですよ〜と具体的に発表できると良かったのですが、使用感がワタクシのあくまでもワタクシの好みではなく両手を上げてオススメできないので実際に何を選んだかはヒミツです。

税別700円で7枚入りでした。買ったからにはもったないので気になったベタベタヌルヌルを冷やしたり、シートを絞ったりして使いきりますよ!

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