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【令和3年後期 No.19】衛生器具の「名称」と当該器具の「トラップの最小口径」の組合せのうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】

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難易度コメントと答え

難易度:★☆☆☆☆
 明確な数値が分からなくても解けます。

解説

 詰まるリスクのある器具のトラップの最小口径は大きいです。

 ですから大便器や汚物流しの最小口径は75mmとなっています。固形物が詰まらないようにです。

 ここで掃除流しですが、75mm必要とされています。なぜでしょうか。
 掃除流しの用途は掃除道具を洗ったり、掃除後の汚れた水を流したりする際に使用します。埃等を一緒に流すことになるため、75mm必要となっています。

 したがって50mmでは小さいので(1)が正解です。

掃除流しのトラップの最小口径は、正確には65mm~75mmとされています。管工事施工管理技士の試験においては75mmが標準とされています。
実務では器具の仕様書を確認して施工するようにしましょう。

余談ですが、掃除流しは「SK」とも呼ばれます。TOTOの品番がSKであることが由来です。

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