ヤンググランプリ2021


敬称略。

ジンクスで買えるか?

直近5年の優勝者は全て2年連続の出場を果たしている選手。かつてはヤンググランプリでグレードレース初優勝となる選手が多かったが、昨年の松井公佑はそれ以前に記念を優勝していた。2着の宮本俊輔も記念勝ちの成績があったことを踏まえると、実績が重要なレースになりつつある。
2年連続の出場は②小原③坂井④高橋の3人。
今年の出場者の中で既にグレードレースを優勝しているのは①山口、坂井、⑤町田の3人。ただ町田の優勝は競技支援競輪で記念競輪ではないのでやや格が落ちる。
これを踏まえると今年は坂井が獲るということになるのか、、?

3番手が欲しい

ヤンググランプリは例年、最終先行の3番手が有利なレース。必ず細切れになる中で、自力の選手が3番手を取れれば、立川・平塚・静岡の直線の長さを利しての追い込みが届きやすい。例外は昨年のように捲りとのスピード差がありすぎる時。ただ、今年は町田が逃げ宣言をしているので緩むレースにはならないと思う。そうなると町田ラインの後ろの3番手が欲しい。

ただ、メンバーを見てみるとまあ自力型の多いことよ。「後悔したくないから今年は前」っていうコメントの高橋が自分から動かない展開は想像しにくいし、坂井も位置を取りに行くレースのイメージは湧かない。誰が3番手を取りに行くか?山口、⑧伊藤の2択じゃないだろうか。

伊藤は500バンクの高知とは言え前受けから町田に飛びついて差して1着の成績が残っている。山口もああ見えて立ち回りにこだわるタイプなので細切れ戦で位置を失うことは考えにくい。つまり、前からの並びが、

⑤⑥-①or⑧-それ以外

になる可能性がある。

⑥石原が細切れで後続殺到必至のレースの番手で仕事を出来るイメージはない。高橋はこのメンバーで捲りになってしまうと魅力が薄いので町田が逃げる展開なら予想からは外しても良さそう。町田自身はある程度残り目があると見て1,8-5=1,3,7,8,9

警戒される中で町田は逃げられるか?

町田を他ラインがすんなり逃してくれない場合も当然考えられる。町田は内外どちらの並走になっても持久力があるが、どちらにせよ車列が詰まると捲りが発進してきそう。全員初出場の単騎勢に先に動く度胸が無ければ、坂井と⑦佐々木に展開は向く。フリーなら佐々木は坂井を差せる、且つ、この動きに合わせて単騎勢の誰かが乗って来た時、ズブズブになることもあるのではないだろうか。つまり、7-3=1,8,9。これは一応7が2着の分だけ裏も返しておきたい。


あたれ!!!!!!

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