2021国際自転車トラック競技支援競輪


敬称略。

記念とは違うG3

記念競輪とは別にトラック競技選手の育成のための資金を捻出する目的で2015年に新設された大会。2021年度までの限定なので今節含めて残り2回だが、3日制だしSS居ないしで正直あんまり盛り上がらない。記念準決勝かFⅠ初日特選と同じくらいのメンバーレベルではあるが、SSが居ない分点数は拮抗するので波乱に期待するしか無いというところ。

500バンクの特徴

千葉は250に生まれ変わり熊本は復旧工事が年末まで行われているので現状稼働してる500バンクは宇都宮大宮高知の3つ。宇都宮は500バンクの中では逃げと捲りが割と決まる気がする方だと思うが差し有利は変わらず。負け戦なら差し決着になることも多いが、準決勝や決勝などレースレベルが上がるとそれもあんまり見なくなる気がする。

で、今回は?

ラインが細かく分かれると初日特選のように捲り合戦になるとは思う。ただ、青板以降のペースはあまり上がらなさそうで、そうなると単騎の⑥新田は厳しくなるので消し。残りの4ラインからどこを重視するかだが、500バンクだし今回はあんまりラインにこだわる必要は無い気もする。

どんどん消す

地元のレジェンド⑧神山は地元記念の10勝目と記念の100勝目にリーチだがその条件は①宿口に連れて行ってもらうこと。宿口は初日特選の捲りが⑨小川に合わせられて不発、2日目は末木の先行から番手発進で2着。決勝で自力を出さなければならないだけでも厳しいが、神山とゴール前勝負の展開にしなければ他が後ろから飛んできてしまうというさらに難しい条件。時計の出ている⑦佐々木がいるのを考えるとこの2人で抜け出して、という展開は厳しそう。神山が横に動いたり3角から動けるタテの脚があればいいが、来たら素直に祝福するとして消す。

他のラインからも消す

まずは⑤杉森。佐々木の番手についた準決勝は踏み出しで遅れ、ゴール前を差せず。あまりいいところがない。佐々木の捲りが決まっても差せないかどかされてしまいそう。コメントでは余裕があった、とのことだが、佐々木が消えた時に打つ手は多分持ってない。小川は直近のFⅠで佐々木に2敗だが内容的には少差。絶対的なスピードは足りないが合わせて踏めば他のラインの助けもありそうで佐々木をどかすことは可能と見る。この2人が確定版に同居することはあんまりなさそう。

組み合わせ

佐々木が絡む時と小川が絡む時の2つを考える。
まずは佐々木が絡む時。杉森を誰がどかすとしたら②柏野しか居ないだろう。展開のスピードこそ違うがうちで詰まって4角明けから踏み出した初日特選の上がりが14.0なら準決勝で13.8で捲った佐々木ともゴール前で勝負になる。④渡部はその佐々木を13.6で差す脚があり、⑤②③④の並びでも佐々木を差して連まで届く可能性もある。竹内がBを取るレースになるなら柏野に代わって勝ち負けか。
小川が絡む時は、佐々木が合わされて飛ぶ。細切れ戦なので捲りの踏むポイントが遅くなって捲りマークの決まり手になると予想。2,3,4,9の4車から捲りマークの決まり手になる並びを選ぶ。スジ違いは考慮しない。

買い目

本命2,7-2,4,7-3,4,7/4,7-2,3,4,7-2,3,4,7
対抗9-2-3,4/3-4-9,2
23点は少し多いので狙って買うなら柏野が頭のパターンを厚めに買う。


あたれ!!!!!

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