2021オールスター競輪



敬称略

オリンピアン参戦

①脇本②新田のオリンピアン2人が揃って決勝へ。「競輪」の留守を守った郡司は欠場、中四国ゴールデンコンビは決勝へ乗れず。競技勢の後ろに長めのラインが出来る展開で単騎も2人。これさてはケイリンになってしまうのではないか、、?という不安もちょっとある。

北ライン

新田に⑤佐藤慎太郎⑦守澤⑧成田が着いて4車ライン。ただ今年の賞金が0でグランプリを見据えるならG1を取っておきたい新田が逃げるかどうかは微妙。脇本は位置取りに加わらなさそうなのだが新田が色気を出すなら脇本の奇襲には追いつけない。佐藤慎太郎は80%くらいの出来。もし100%なら準決勝の最後成田に差されることはなかったはず。守澤もまずまずの出来。大舞台での北の3番手が板についてきたが、良い時の鋭さがあるわけではない。成田は今節タテを見せつけて4角開けから2車詰めたりしているなど動きは目立つが4番手は正直遠すぎ。新田が先行して脇本に勝つことでようやく勝負権を得られるくらい遠い。兎にも角にも新田次第なのである。

脇本ライン

脇本は結局位置取りをすること自体を辞めている印象。600mを33.2で動ける脚があるのだから当たり前ではある。600mといえば丁度打鐘のタイミングな訳で、そこまで新田を泳がせれば正直脚は新田よりあるので頭に届くはず。番手④古性は節間2勝。ただどちらもシード戦でしかも雨。どうせ次に進めるから他が安全運転だった可能性も否めず。準決勝はなんとも言えない伸び方で脇本を差せるイメージはない。

単騎3人

今節の③平原に自力の脚は無い。だからといって北の後ろで5番手では遠すぎるし脇本の3番手では脇本のペース的に2着までが精一杯。脇本頭の組み合わせで2,3着候補まででは。⑥中川は突然やる気を出して節間2勝。位置取りが下手だがそれ以上にやる気のない脇本がいるので7番手なら取れる。上がりタイムは1枚落ちるので突発先行なら、と思ったがそれだと位置が関係ないな。⑨深谷は単騎が痛い。新田と脇本が踏み合うようなら出番が来るが今回は2人で踏み合う理由がなさそう。(あの時はグランプリだったから)この展開を決め打ちするなら連軸にもなり得る。

展開

新田が車番的にスタートを取らされたらもう腹を括ると思う。誘導退避後に引いて捲りに構えたら脇本に逃げ切られてしまうので新田にとっても先行する方がチャンスはありそう。脇本が捲りに構えても速度差的に脇本は頭に届きそうだが、古性だけが飛ばされる可能性は結構ある。恐らく脇本が佐藤慎太郎に並びかけるのは最終Hあたりで、こうなってしまえば単騎勢は何も出来ない。佐藤慎太郎に自力がなく今節も後ろから差されているのを見ると守澤が2着も十分ある。成田は流石に遠いが、佐藤慎太郎が第2先行のようになるなら浮上してくる。ただやはり本命は2-5,7-5,7。古性が飛ばされなければ2-3,4-3,4,7だろう。


あたれ!!!!!

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