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伝えるってなんでこんなに難しいの

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2021年8月の記事一覧

ポジティブ/ネガティブ発言って一括りにされるけど、いろんな側面がある。
A.今の気持ち・スタンスを表す言葉が積極的か、消極的か
B.耳触りがいいかどうか
 B1.物事の良い面/悪い面やメリット/デメリットのどちらを強調するか
 B2.語義的に+の意味の言葉を使ってるか

「考えればわかるでしょ」を言うのって事後ばっかだよね。何かしら失敗して状況が整理された状態で、失敗にフォーカスして発言すれば、そりゃ考えなくてもそんなこと言えるよね

レトリックがきいてる、わかりやすく流布されてるからといって真実とは限らない。「綺麗な人だけど実は性格悪そう」とか。対比が効いてて人を納得させるにはこの語り口をしたほうがいいけど。グラデーションので、ある部分の性格に欠陥あるぐらいあり得るけど、それで「ほらやっぱり」とか言いたくない

空気を読むって言うと、日和見に聞こえるけど、その場に働く物理法則に乗るっていうと、悪くない印象を持つ。実際日和見かどうかよりはレバレッジのきく流れを選ぶというのが行ってること。冬に薄着で外出たら風邪ひくように法則無視はリスク。たまには薄着で出ざるを得ない時はあるけど。

当たり前だけど、意外と当たり前と思ってもらえないこと「できないことはできない」。この言葉自体がわかってもらえないことはないけれど、<あるテーマxxについて、できないことはできない>が理解してもらえない。「やればいけるっしょ」「みんなできてるんだから」。ここ捨てるだけで楽になるのに

マウント合戦って楽しくないのにやっちゃう自分が好きじゃない。マウント話題になると反射的にマウント回答しちゃうけど、その時喋ってる人は自分含めて誰も楽しそうじゃない。圧倒的にどちらかが強者だと余裕からマウント合戦を避けられるんだけど。そうじゃない場合でも土俵割れるようにしたい。

マウント合戦が楽しい時代もあったけど、そうじゃなくなったのは、最大化したいものが関係者の幸せの総和にシフトしたからだと思う。仮にそのマウント合戦に勝っても、その後の空気は張り詰めてて喋りづらくてしゃーない。

「オブラートに包む」って言葉あるけど、それを美徳としてる人で、オブラートに包みすぎて何も言っていない人って少なくないよね。結局論点の選択肢まで発する言葉で到達しない人。まぁ多くの会話でそんな真面目なことって求められないと思うんだけど