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建売のトイレが寒いのでの排気ファンを密閉型に交換した

こんにちは。私は東京の郊外に2020年に、パワービルダーと呼ばれる会社の新築建売住宅を購入しました。子供2人と妻と私の4人家族です。

建売住宅の設備にに満足しきっておらずちょくちょく改善をしていきたいと考えています。

今回は壁についている排気ファンを密閉型のものに、トイレは人感センサー付きの排気ファンに変更したので紹介します。

排気ファンって?

僕の家は「ダクトレス型の第三種換気」という方式で換気するように設計されています。換気扇のようなファンで室内の空気を外に逃がして、その分を壁の給気口から新しい空気を取り入れる方式です。

基本的には浴室などのファンを回し続けることで、各居室から新しい空気を取り入れる設計になっているようです。

僕の家には階段部分とトイレの壁にも排気用のファンが取り付けられていました。

交換前のファンの困ったこと

もともとついているファンが、DAIKENのSB1488-20Rというファンでした。

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そこのファンは、逆流防止用の機構がついていないため、強風の日やキッチンの排気ファンを強めに回した場合などにファンを止めると、どんどん外から空気を取り入れてしまっていました😱

通常は、ファンから捨てた空気の分は排気ファンではなく「給気口」という専用の穴から空気を取り入れるようになっています。

下記のようなものが壁に取り付けられています。

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このような給気口にはフィルターを取り付けられるようになっており、花粉や黄砂のような汚れを濾過したものが室内に取り入れられるようです。

しかし、排気ファンにはフィルターが付いていないため、逆流してしまうと花粉や黄砂も含んだ空気がどんどん入ってきてしまいます😱

さらに効率的に換気を行うには建物の「気密性」(換気用の穴以外からの隙間風が少ない)という性能が重要になってくるらしいです。この穴は、吸気目的の穴ではないのに空気が入っている状態です。これは換気計画上の「気密性」を下げる原因になっていると考えました。

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逆流防止のために、このように養生テープで塞いでしまいました。稼働する時はカバーを外していたのですがとても見た目が良くないです😅

今回取り付けたファン

今回交換したのが三菱電機のV-08PELD6、V-08PEAD6というファンです。

この商品は、電源をオフにしたときには自動的に蓋が閉まり、排気中だけ蓋が開くようになっています。

人感センサー付きをトイレに設置し、センサーなしのものを階段に設置しました。

Panasonicにもシャッター付きの排気ファンがあったのですが、そちらは断念しました。

理由は、ファン本体に電源スイッチがついていることが必須だったからです。もともと取り付いていたファンも本体のスイッチでOn/Offを切り替えるようになっていました。そのため壁スイッチが必要なPanasonic製のファンは適合しませんでした。

交換後の姿を紹介

まずこちらが階段のファン(人感センサーなし)です。

スイッチを入れると蓋が開いて排気が始まり、スイッチをオフにすると排気が止まり蓋が閉じます😊

いままでは、逆流防止用の養生テープのため気軽には使えないファンになってしまっていたので気軽に使えるようになったのは大変うれしいです😭

次にトイレのファン(人感センサー付き)です。

トイレの方はかなり満足度が高いです。いままでは手動でOn/Offする仕組みだったのでどうしてもつけっぱなしか止めっぱなしになりがちでした😅

今回取り付けたファンは自動で動作開始して、センサーに引っかからなくなってから11分後に自動的に動作が止まるとのこと。

トイレは利用後の空気を入れ替えたいことが多いので、この機能はとても嬉しいです😊

ふた開閉の仕組みを見てみた

ふた開閉の仕組みを知りたくてカバーを開けてみました。

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バネの力で蓋を閉じ、ファン側の金具が動くことで蓋を開いているようです。

僕が今まで手動でやってきたことを自動で勝手にやってくれるようです。今までの苦労は何だったのか😭

どうやって取り付けたの?

僕は電気工事士の資格を持ってません。ですので自分で施工すると違法行為となります。

そこで地元工務店に連絡して電気工事業者の人を紹介していただきました。

作業を見ていると自分でも取り付けられそうなほど簡単に見えましたw

しかし仮に素人が施工して、配線の取り付けが甘いとそこで熱を持って火事になる可能性があるのでリスクは有る、と電気工事士の人が言っていました😱

今回の工事は、穴のサイズが同じ(100φの)ファンを交換しただけでした。配線はおそらくメーカーごとの違いとかは無いはずです。そのため取り付けの工程はいたってシンプルで、2台の取り付けでも1時間かからなかったと思います。

1. 施工箇所のブレーカーを下ろす
2. 既存の排気ファンのビスをドライバーで外す
3. 既存の排気ファンから配線を外す
4. 石膏ボードの穴を埋める
5. 新しい排気ファンに配線する
6. 新しい排気ファンを穴にはめる
7. ビスで固定する

石膏ボードにビスの穴が2箇所増えただけで、家にもほとんどダメージは無いはずです。ダメージを受けたのは財布だけ。

参考動画

今回のファン交換にあたり、下記の動画を参考にさせていただきました。

まとめ

建売住宅にもとから取り付けてあった排気ファンは、止めているときにどんどん逆流してくるタイプのものでした。(僕の家は風呂場の換気扇から排気しつづけるようになっているので、こういう部分からは外の空気が入り続けていました。

そのため我が家のトイレは夏は暑くて冬は寒かったです。

密閉型に取り替えたことで夏の暑さや冬の寒さがやわらいだように思います。

また、トイレには人感センサー付きのタイプを設置したことで、利用後の空気入れ替えが自動でできるようになりました😊

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