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ステンレス継手について

おはようございます。

これからはプロの方にも役立つ記事を定期的にお知らせします。


今回は、ステンレス継手について 

ステンレスって?錆びない?錆びる?⇒錆びにくい、が正解です。


配管業界的には白(しろ)・SUS(ステン)の言い回しで通じます。

コストを抑えたい時・屋内の場合は白が使用され、屋外や錆びの可能性がある場合はSUSが選ばれる傾向があります。



◎ステンレス継手とは


ステンレスとは「錆びにくい」という意味があります。
名前の示す通り、耐食性に優れており衛生的で赤水の心配がありません。
パイプの材質としてはSUS304 があり給水・給湯・排水・冷温水・消火などに使われます。
SUS304よりも耐食性に優れ、土壌埋設にも使えるSUS316もあります。

ステンレスパイプの厚みはネジ接合が可能な「厚肉管」と、ネジ接合が出来ない「薄肉管(SU管)」の大きく2種類があります。
薄肉管の施工方法には「プレス式」「拡管式」「転造ねじ式」「差込式」「カップリング式」などがあります。
設備ロジス.comにおける中分類は下記の通りです。

●「SUSネジ込み継手」
SUS厚肉管用の継手。施工はシール材を使用したネジ込み方式

●「アバカス継手」
東尾メック社製 SU管用継手。継手内のそろばん玉によってパイプに溝をつけ、抜け防止の措置を取った「転造ねじ式」継手。パイプレンチだけで施工が可能。

●「EGジョイント」
ベンカン社製 SU管用継手。パイプを継手に差し込むだけの「差込式」継手。工具不要で簡単施工。

●「ナイスジョイント」
オーエヌ工業社製 SU管用継手。専用の拡管機で拡管して袋ナットを締め込む「拡管式」。専用工具が必要だが誰でも簡単な施工が可能。


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