バイオ8DLCが思った以上に良すぎた話

正直言ってタイトルですべてが語られているのだが、さらに細かい話を履歴として残しておく。
※ネタバレ含んでいたらごめんなさい。

バイオ8はバイオ7からつながる家族の物語。主人公はいつも巻き込まれ役のイーサン・ウィンターズ。
7のエヴリンも、8のミランダも、自分の家族のために他者を犠牲にする中、
ウィンターズ家はいつも家族のために自らを犠牲にしている姿が印象的だった。

バイオハザード自体サバイバルホラーとして売っていたため、今回のようなしっとりした泣かせる場面は少なかったけれど、ウィンターズ家はだれでも身近にある「家族」をテーマにしている分めちゃくちゃ泣かされる。
(個人的にはバイオ6のピアーズさんも大変泣かされましたが。)

「家族」としてのつながり、そこに生まれる愛情。
誰かを愛することの難しさもわかりつつ不器用に家族を愛する姿がとても泣ける。
ミランダやエヴリンが歪んでしまう前の愛情も、きっとウィンターズ家と変わらなかったのではないか。
そう思うとどこでおかしくなってしまったのかと悲しくなる。

時にはできたことを一緒に喜び、時にはできなかったことを一緒に慰め、
道理に沿わないことをしたら叱り、でもいつでも家族の味方として支えあえる関係。
イーサン・ウィンターズがきっと生きていたら、ローズとそういう関係になれたと思うし、
ローズもそれがイーサンから読み取れたからエンディングでのあのセリフなんだと思う。

物理的に傍にいなくても、いつでもあなたを心配し、応援し、見守ってくれる。
それが「家族」なんだ。と製作者は言いたいんだろうなと思った。(合っていると信じています。)

バイオ8本編だけだと「え…イーサン報われないじゃん…」と思った全バイオ8プレイヤーの皆さん。
DLCにてイーサンは報われていますよ。安心してください。
そして、バイオ9以降の展開にローズが出てきてくれるととっても嬉しいなと思いました。
個人的にアシュリーも大好きなので、特別な力を持った娘たちでどんちゃんやってくれると嬉しみ。
今後の展開も見逃せません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?