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日本・旧裏探訪 北海道篇【後編】

 こんにちは、ポケモンカードコレクターのせとうちレモンと申します。前回の投稿からだいぶ間が空いてしまいましたが、全国のリサイクルショップ・カードショップに眠るポケモンカードを探す旅、日本・旧裏探訪 北海道篇【後編】をお送りします。前編をご覧になっていない方は、是非とも前編からお読みいただけると嬉しいです。

 後編も一部が旅ブログのような内容になっているので、カードショップ巡りの記事のみを読みたい方は目次から、【★】マークがついている項目を選択いただければ、カードショップに関する項目のみお読みいただけます。

(この記事を読むのにかかる時間は約15分です)

1.【★】ホビーオフ滝川店

所在地:北海道滝川市南滝の川115-4

 札幌駅から旭川行きの特急ライラックに揺られて約1時間。札幌と旭川の中間地点よりも少し旭川寄りに位置する滝川駅で下車します。

 これから向かうホビーオフ滝川店へは路線バスを使って移動します。北海道中央バスの市内線で滝川駅前のバス停から乗車し、文京町4丁目で下車します。北海道は開拓された土地なので、町中の道路は基本的に碁盤の目のようになっています。なんだか面白いですね。

 路線バスは1時間に1本間隔程度の運行ですが、東町先廻りと西町先廻りの2系統あるので、先に発車するバスを選択すると良いと思います。

 店舗はハードオフ、ブックオフ、ホビーオフが一体になった複合型店舗です。近くにはホームセンター、ニトリ、スーパーもあるので、ホビーオフでの買い物終了後、帰りバスの待ち時間まで退屈なく過ごせます。

 入店してトレカコーナーに向かうと目に飛び込んでくるのは高額カードのショーケースです。遊戯王のレリブルが中央に鎮座していて、囲むようにポケカ・ヴァイスシュヴァルツのカードが並んでいます。カードeは訪問当時(2021年秋頃)はちょっと高くて手が出ないなぁという感じでしたが、この記事を書いている現在(2022年8月)では、美品なら買いだな!という金額ですね。この1年の間にカードeもじわじわと高騰してきたな~と思います。

 こちらがポケカコーナーのショーケースです。旧裏&カードeがたくさん…!丁度タイミングが良かったのか、古めのカードが充実していました。上の吊るし陳列部分にもシングルの旧裏カードが売られています。

 もうすこし引いた画角でショーケースを見るとこんな感じ。ショーケースの2.5面くらいに旧裏&カードeが並べられています。本当に地元民しか利用しないような立地の店舗ですが、こんなにあるのは嬉しい誤算です。

 旧裏カードのショーケースを中心に写した画像がこちら。ランクAの美品は少ないですが、ランクB~ランクDのカードは手にしやすい値段で、色々吟味しながら買い物が楽しめました。

 こちらが購入品です。状態と値段のバランスでこれは良い!と思ったものを中心に購入してきました。前編でも書いた気がしますが、値札におおよそのカードの状態(A~D)が書かれているのが便利なので、全国のハードオフグループ店舗でも採用して欲しいです。

 購入品のレアコイルはかなり濃い目の全面ホロです。札幌のまんだらけでも全面ホロのレアコイルをGETしているので、北海道だけで2枚の全面ホロレアコイルを手に入れたことになります。

 そしてこちらのフシギバナも濃い目の全面ホロです。フシギバナの全面ホロは未所持でしたので、テンション上がりました。第1弾のカードの全面ホロは入手難度が比較的高いんですよね。全面ホロのカードもGETして大満足の気分で次の目的地へ向かいます。

2.旭川駅周辺でランチ

 滝川駅から再び鉄道で移動。旭川方面へ。時刻表を見ると1時間に1本程度の本数はありますが、そのほとんどがライラックやカムイ、オホーツクなどの特急です。特急料金を払って特急に乗るか、お得な切符などを購入して積極的に特急を利用するのが吉です。

 特急に揺られること約30分で旭川駅に到着です。旭川は北海道では札幌に次ぐ第2の都市です。全国的にも有名な旭山動物園、ザ・北海道と言える景色が楽しめる美瑛・富良野にも近かったりと観光客も多いイメージですね。

 旭川駅はめっちゃ大きくて、綺麗!そして駅前にはイオンモールがあります。イオンモールは郊外の土地が余っている場所にあるイメージが強いので、駅前にこれだけ大きいイオンモールがあるのは不思議な感じです。

 とりあえずお腹が空いてきたので、駅近で評価の良さそうならぅめん青葉でランチ。"らぁめん"ではなくて、"らぅめん"というところに店主のこだわりを感じます。

 本日のお昼ごはん、らぅめん青葉の正油らぅめん800円です。旭川ラーメンの特徴は低加水縮れ中細麺と、魚介類と、豚骨・鶏ガラ・野菜でだしをとった醤油ベースのWスープなのだそうです。あっさりしてて美味しい!お腹もいっぱいになったので次の目的地へと向かいます。

3.【★】ホビーオフ旭川西店

所在地:北海道旭川市緑町18丁目2148番地14号

 駅前のニッポンレンタカーで車を借りて次に向かったのはホビーオフ旭川西店です。うっかり店内写真を撮影するのを忘れてしまいましたが、こちらの店舗も旧裏カードの取り扱いがそこそこある良店舗でした…!

 こちらが購入品です。旧裏カードのランクA品を中心にチョイスしました。こちらの画像でもわかる方もいらっしゃると思いますが、こちらのお店でも全面ホロをGETできました。今回の北海道への旅では全面ホロのカードに良く出会えます。秋葉原では探してもなかなか見つからないのに…!

美品&全面ホロが美しいサンダーです。センタリングは微妙かな?

 こちらも全面ホロのメタモンです。ボール型のホロ加工がメタモンの右手?の部分と重なっていて、モンスターボールを掲げてゲットだぜ!と言ってそうな1枚ですね。

 こちらはゴーストの全面ホロ。超タイプのカードは全面ホロが映えます。個別に画像では紹介しませんが、ベトベトンとサワムラーも濃い全面ホロです。どれも化石の秘密のカードなので、同じ人が売りに来たパターンかも?この後はカード探索は少しお休みにして、美瑛方面に向かいます。

4.セブンスターの木~四季彩の丘

 美瑛・富良野エリアは北海道らしい景色が楽しめるということで人気のエリアですが、やはり何といってもパッチワークの路とも呼ばれる美瑛の丘はシーズン中(7月~10月頃)はドライブに最高の場所になります。

 美瑛には昔CMに使われた有名な木が各地に点在していて、その木を目的地にドライブするのも楽しい…!最初はセブンスターの木です。1970年代にセブンスターのCMで使われたらしいセブンスターの木ですが、木自体は何の変哲もない木で、それよりも横に立ち並ぶ木の画の方が北海道らしくて好きです。

 今回の記事のサムネイルに使っている画像ですが、ホビーオフ旭川西店で購入した旧裏カードと記念撮影。

 続いてこちらはマイドセブンの丘です。晴れていれば本当に最高です。目の前に広がる青空と緑の芝生、風の音に耳を傾けていると日頃の生活でのストレスが溶けていきます…。

 美瑛で最後に訪れたのが四季彩の丘です。テレビや雑誌で美瑛を紹介するときに登場するカラフルな丘の写真はこちらの場所で撮影されたものです。

 CGみたいに見えますが、ちゃんと実際の景色です。様々な色の花を植えてカラフルな丘を人工的に作り出しているのだとか。観光シーズンの7月~9月は入場料500円かかりますが、それ以外のシーズンは入場料は無料です。(別途、環境維持のための協力金として入場時に支払うこともできます)
今回は訪問しませんでしたが、ラベンダーの時期にはファーム富田もおススメです。北海道らしい景色を堪能して、この後は北海道を南下して帯広へ向かいます。

5.【★】ホビーオフ音更店

所在地:北海道河東郡音更町木野大通東12丁目3-1

 続いて訪問したのが、帯広市の隣に位置する音更町にあるホビーオフ音更店です。帯広駅からはバスで15分程度くらいだと思います。札幌駅から帯広駅へ運行している高速バスのポテトライナーを利用する際には、木野大通16丁目で下車して徒歩15分くらいでこちらの店舗に着くと思います。

 こちらがポケカのショーケースです。旧裏カードが30枚くらい、カードe~DPなどなど幅広い品揃えです。カードダスやあまり見かけないマップカード(裏面が御三家の初代GBソフトのパッケージイラスト)などなど、痒い所に手が届くラインナップですね。

 こちらがカードダス&旧裏カードの拡大写真です。ランクC品は比較的手の届きやすい価格だと思いますが、ランクB品はややお高めですかね…。状態と値段のバランス的に買いたいカードが無かったのでこちらのお店では特に何も購入しませんでした。

6.帯広競馬場と帯広名物豚丼

 ホビーオフを後にして次に向かったのは、ばんえい競馬で有名な帯広競馬場です。この日は残念ながらレース開催日では無かったので、ばんえい競馬の生観戦は別の機会に。(こいつ北海道行ってカードと馬しか見てねーじゃねーか!)

 施設敷地内にはふれあい動物園のコーナーがあり、ポニーや引退馬と触れ合える場所がありました。ばんえい競馬で走ったばん馬もいるのですが、サラブレットとは異なり、体格が一回りも二回りも大きくて、大迫力です。北斗の拳の黒王号じゃん!と言っている人もいたり。

 100円でニンジンを購入して馬に食べさせてあげることも可能です。ニンジンを持って近づくと催促が凄いので、一瞬でニンジンが無くなります。馬の好物と言えばニンジンのイメージが強いですが、糖分を多く含む果物が好きなんだとか。一般的にはリンゴやバナナが好きな馬が多いようです。

 満足して次に向かうのは少し早めの夕飯。帯広名物の豚丼です。駅からすぐの場所にある有名店「元祖 豚丼のぱんちょう」で豚丼をいただきます。

 メニューは豚丼のみで、お肉の枚数が選べます。4枚の松、5枚の竹、6枚の梅、8枚の華があります。松が930円、竹が1,030円、梅が1,130円、華が1,330円です。結構ボリュームがあるので松でも十分満足できると思います。

7.帯広~釧路

 夕飯を食べてのんびりして翌日はJR根室本線で釧路へ向かいます。特急おおぞらに揺られておよそ2時間弱、釧路に到着です。

 日本の最果て感のある年季の入った駅舎。(本当の東の最果ては根室ですが…)駅前にはタクシーとバスがずらりと並びます。目的地はイオン釧路店のすぐ隣にあるホビーオフ釧路木場店です。イオン釧路店には路線バスでアクセスができます。ところで、イオン釧路店と言えばネット上でネタ画像として紹介されることの多い直進110kmの看板を思い出します。

(画像は借り物です)

 奥に見えるのがイオン釧路店です。目的地のホビーオフ釧路木場店は道路を挟んで反対側にあります。

8.【★】ホビーオフ釧路木場店

所在地:北海道釧路郡釧路町木場1丁目3-3

 おそらく日本最東端のトレカ取り扱いショップであるホビーオフ釧路木場店にやってきました。事前の調査でトレカ関係が充実しているとの情報を入手していたので期待の店舗です。

 こちらがポケカコーナーです。ポケカコーナーだけで結構な面積があります。個人的にはトップサンやカードダスのカードが吊るしで売られているのがめっちゃ感動しました。今って令和だよね…?

 こちらはショーケースのポケカたち。種類はあまり多くありませんが、旧裏のカードやカードeシリーズもぼちぼち在庫があります。

 VとVMAXのカードは専用のショーケースに入って販売されています。

 こちらは新裏面カードを中心とした吊るしコーナー。カードeがあるぞ…!

 そして、なんとトップサンのカードもショーケースに入っている…!三鳥の美品や番号なしの初版もありました。店員さんがわかっている値付けをしているので、本当に欲しいコレクターが来るまで待ってくれています。

 トップサンの番号なしの初版を集めている方には結構魅力的なショーケースなのではないでしょうか…!

 店内に掲示されているPOPで個人的にツボだったので写真撮りました。中の人は○バター好きなんでしょうか?

 今回の購入品その1です。トップサンの美品が1枚100円だったのでたくさん買ってしまいました。裏面はどれも青でした。

 購入品その2です。やっぱりどれも美品が多いです。PSAのバルクが復活したときにまとめて送りたいな~と思っていたのですが、9月分募集のアナウンスでバルク廃止との情報が出たのでどうしようかと悩み中です。

 こちらのカードダスも1枚100円!コイキングやハクリューとかの人気どころも100円なのが嬉しいです。

 カードeシリーズの100円吊るしはこちらの4枚を購入。非ホロ★が100円ならば迷うことなく買ってしまいます。あと昔集めていたドンキーコング2のカードダスが売っていたので懐かしくなって購入してみました。この時代の初期のCGデザインが好きです。

 …と大量のトップサンを入手できて大満足で北海道のカード探しの旅は終了です。北海道はまだ気になっている店舗もあるのですが、時間の関係で寄れなかった場所も多々ありまして、また次の機会に訪問したいと思います。待ってろ北海道!

9.次回予告

 次回は「あなたの知らないPSA鑑定の世界」をお送りします。お楽しみに…!結構なボリュームになりそうなので、少しジャンルを絞って記事を書くかもしれません…。

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