調べる力


気づけば9月突入してて時間のはやさに
驚いています。

24時間じゃ全然足りないと痛感してる
そんな繁忙期です。

それでも止めるわけにも止まるわけにも
いかないので流れを止めないように
首を右へ左へ、手は止まらずの日々です。


疲れました。


何が重なったって前任者の引き継ぎ不足
連絡不足、報連相不足の不足続きで
綺麗なシワ寄せであったり
いろんなものが降ってくるし
流れ着いてきます。

心の中で「不時着案件」なんて命名する余裕はまだあるようです。

ちなみにトドメは帰りの電車が
大幅遅延していることです。


なんてこった、パンナコッタ


笑え笑え笑え!
ここまで来ると自分を自画自賛しないと心折れる


「いや、自分天才じゃん?たった◯年目でこの仕事っぷりだし、いろんな管理もしてるし?

ほら、文豪ストレイドッグスでフィッツジェラルドが言ってたじゃん?

優秀な部下を暇にさせておく方が罪だ


きっとそうだ、ただフィッツジェラルドほど
羽振りがよくないだけ」

そう言いつつも
いつものネガティブなせとぐちが
ふっと首を突っ込むわけで

「誰でもできる仕事、私なんかより
上手く仕事ができる人は五万といる。

その程度のレベルで満足して自画自賛?

天井着くのももう目の前かもね」


容赦なく囁いています。

そんな不時着案件も少しずつ
片付いてきてやっとゴールが見え出しました。


遠のかないでね、ゴールテープさん

そんな状況下で
ちらほら思ったことと気づいたこと
つらつらつらつららと書こうと思います。


どんな業界でも「調べる力」って大切だと思います
Google力なんて造語ができるほど
(そのうち辞書にのるかな?)

年数をいくら重ねても
こればっかりはできる人とできない人
そもそもしない人と分かれてるように感じます。

極論 10年の社会人歴があろうが
しない人はしないし
する人はするし
できる人はできるし
できない人はできない

学歴関係なく平等にできることのようにも感じます。
もちろん、調べ方を教えた前提で

「瀬戸口さん、これ分かりますか?」

「まずマニュアル見ました?」

「あー…はい、みますね」


私よりベテランでもこの始末


「瀬戸口さん、これ何でエラー出てるか分かりますか?」

「まず、過去の報告資料など照らし合わせたり検索をかけましたか?」

「してません」

何故、目の前に調べる方法が溢れているのに
それすらしないのだ


「なんでこれが動かないか分かりません」

「マニュアルの設定で、◯◯について書いていませんでしたか?」

「書いていませんでした」

「そんなことはないと思います。ここを参照してください」

上記に関しては、何で自信満々に
そう答えるんだと首を傾げました


けど、なんとなーく共通しているのは


自分は悪くない、自分以外が間違っているんだ


という前提で物事を見ている人ほど
初歩的なミスが圧倒的に多いなと感じています。


この世で想定外の動きをするのは
人間の性であると思うのですが
そんなはずがない!と思っているのでしょうか。

知らんけど


せとぐちも良くないのですが
もー!と思いつつも代わりに調べたり
作業交代しちゃったりして
相手の成長機会を奪ってしまってました。

プラス

周りが頼り癖や質問癖がついて
自分の仕事が全然進まなくなりました。


うわぁぁぁぁぁぁぁ、本末転倒…
ってここで使うのか分かりませんが
自分の効率の悪さに頭を抱え
ストレスも一緒に抱え
チームコミュニケーションの円滑さの欠落に
繋がって、もう嫌でした。


頑張っても空回りどころか
悪循環生んでね?とやっと気づく始末


そんな人に対して
少しでもぶつからないように
かつ、自分で調べて貰うように
以下を心掛けております。

「◯◯見ましたか?」と聞くのではなく
「◯◯はなんて書いてありましたか?」と聞く

とりあえず、見ている(あるいは読んでいる)の
有無が分かりつつ
内容をどう理解したか答えてくれる

そこで認識ズレてたり何かおかしかったら
一緒に確認するようにしています。

もし見ていなかったら
「確認した上で、それでも分からない(あるいは同じエラーが起きる)ようであればお聞きください」
と答えています


状況確認が取れつつ原因特定や
原因切り分けがすぐできるなぁと気づいて
よく使うようになりました。


「◯◯と書いてあったのであれば、きちんと報告が必要なので◯◯と照らし合わせて報告書を書いて頂けますか」と伝える

相手が報告書を書ける前提ですが
エビデンスとマニュアル、資料の
照らし合わせでうまくいけば気づいてくれるかも

あと、本当にその通りなら
それはバグとして報告すべきだし

二度手間になっても知らん

その報告書作成がそのまま確認作業に
繋がれば良い

という気持ちからそうしました。

報告書でなくただの設定ミスとかであれば
本人の振り返り用メモとして残すよう指示してます。


もし同じミス繰り返しても
「あの時のメモ通りにした?」と
伝えていくうちに相手も覚えました。

やっぱり自分で行った作業って覚えるんだな
と私も学ぶ機会に

「現時点で確認できる資料や想像できる可能性の確認、裏どり、過去の報告書、データベースの検索、全てを実施された上で他の方に相談という手段を取ってください。少なくともここの現場は、調べる手段で溢れてます」

上記に関しては最終通告に近いかもしれません。
流石にそれはねぇよって時に
何回か伝えました。

調べる手段がないなら経験者や知見者を
頼る必要は勿論あるでしょうし
納期に追われて調べる時間がないなど
配慮すべき理由があるなら答えますが

調べるという手段を放棄して
聞いてくる場合は調べる手段があることを
伝えます。


場合によっては調べ方を
お伝えして終わります。


さすがに新人や初めてする人には
まず調べ方から教えます。
いきなり上のような事は言わないですが

まぁ、これも臨機応変

社会人なって気づいたのは
調べることすらしない人は相手にされないということ

全て一から教えてくれるのは
学生時代でどうやら終わったようです。

ゆーて
私も調べる力どころか調べ方が
わからなかったのでかなり先輩から
呆れられた過去がありますが


もっとスムーズな方法があるなら
是非とも教えて頂きたい所存どえす。

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