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半年後 こういうことだったのね


半年ほど前、iPhoneを機種変するのに対応してくれた担当の方に、韓国ドラマを勧めてもらった話を書いた。

ずっと気になってはいたのだけれど他を見たりしてなかなか手をつけられてなくて、そうしたらWOWOWで2の放送が始まったので録画してそれじゃあちょっと、と再生ボタンを押す。

始まってすぐ、あ、これは見てしまうな、かなりのめり込んで。と思った。

脚本を学ぶときによくドラマは最初の10枚、5枚までが大事、とか要するに始まって5分で面白くなきゃすぐにチャンネルを変えられる、と教えられるけど、その逆というか、これは見てしまうな、というのも5分でわかるのだなと思う。

1を見ずに2から見初めても、初めの数分でこの主人公の先生は只者じゃない医者で、この二人の若者が(俳優としてよく知っている顔だからということもあるけれど)おそらく主人公の元で成長していく物語なんだろうな。そしてきっと恋もありそう。

さらにこっちの人たちはおそらく悪役、敵的立場で、なんか因縁の関係なんだろうとわかる。1話だけ見て(いま放送しているのは6話まで)先に1を見ることにした。

全21話を一気に6話までみてしまう。手術シーンがかなりリアルでそこがちょっと苦手な私にとっては、ひやっとするところもあるのだけれど、それよりも面白さが俄然勝つ。

1は「応答せよ1994」、最近だと「賢い医師生活」でも医者の役をやっていたユ・ヨンソクソ・ヒョンジンのラブストーリーにも惹き込まれる。

何よりハン・ソッキュの完全なるスーパーヒーローという役所でありながら、凄すぎるがゆえの嫌味っぽさ、口悪さなどマイナスのスパイスをスリリングに秘めたキャラクター作りが素晴らしい。

キムさん、(このドラマは「愛の不時着」より韓国では人気でした!と教えてくれた)こういうことだったんですね。



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