「歌を磨くということ」 シンガーソングライターってどうやってやるん? その2
すこし前のブログを整理していました。
「わたし、もっとたくさん歌いたいな」と素朴に思ってから、広島でシンガーソングライターを生業の一部にして生きる今までの記録が出てきたので、noteにまとめ直してみます。
その1はこちら👇
④「歌を磨く」ということ(2017.4.21)
満を持して先生に聴いてもらった歌たち。
今まで「なんとなく」で作ってきたけど、そもそも王道のカタチというものがあることを教わり、それぞれの歌をざっくり71点!83点!とか客観的に評価してもらい。
私の歌はなんだか、Bメロで盛り上がるのが好きだけどサビで盛り上がり切らず落ち着いちゃいがちみたい。
「歌を作る」ということは私にとって絵日記をつけるような感覚でした。
それを点数化したり客観的に評価をもらうことは、今まで究極に主観的だった私にはまさに青天の霹靂。
でもきっとこの悔しいような目からウロコが落ちるような感覚が、ボイトレに行こうと思い立った時に求めていたものなんだろうな。
・・・という訳で、いくつか歌をピックアップして、次のレッスンまでにブラッシュアップしてみることに。
その中でも何度かレッスンを重ねてブラッシュアップを頑張ったのが、初めて作詞作曲した「100万回のありがとう」という歌です。
サビをもっと強く!という抽象的なアドバイスから、Bメロをまとめよう、コード進行を変えてみようという具体的なアドバイスまで。
気持ちよく思いついたままにメロディを歌っていた今までと違って、思いついては歌ってみて、納得がいかず次のメロディを考え・・・という作業は一筋縄ではいきません。
根を詰めて考えてもなんにも浮かばないので、久しぶりにアイルランドの音楽を聴きまくって放心してみたり。
ちなみに当初のバージョンがこちら。
(留学中につくったこの動画は、これはこれでお気に入り!)
そしてブラッシュアップしたバージョンがこちら。
気持ちよーく歌って「楽しい!」だけじゃ、1曲作り上げられないんだなあ。
当たり前のことを、初めて肌で感じたのでした。
⑤ライブMCの極意!?(2017.5.19)
なんとか歌をブラッシュアップさせつつ、ついに初めてのライブ出演が決定!
ライブに向けて歌の練習はもちろんのこと、初ライブに向けての一番の壁は、実はライブMCの練習でした。
人前で話したり、イベントを企画したり、スピーチをしたり、プレゼンをしたり。めっちゃ得意ー!って訳でもないけど経験もあるし、特に毎回きっちりした原稿は作ってきませんでした。
正直ライブは歌が主役な訳だし、合間の2,3分のMCくらい…と甘く見ていたのが大間違い。
「ライブで会うのは初めましての人ばかり」
「MCを含めて『せとまゆ』のファンになってもらわなきゃ」
「1エピソードに3回は笑えるポイントをつくろう」
「長すぎても聞き飽きちゃう、3分以内で。もしくは長さを感じさせないほど面白く」
先生からダメ出しとありがたいアドバイスの嵐。
私はそれを持ち帰ってひたすら壁やシェアハウスメイトに向かって練習。
初ライブの会場はなんと初めて訪れる新潟。
幸い新潟出身のハウスメイトがいたので、このネタ通じる!?と助言を求めたり。
ライブで歌う曲は2曲。持ち時間は10分。初めましてのみなさんの心を掴むことはできるんだろうか…
不安な気持ちもあるけれどやれることをやるしかない!
少しでも人前で歌ってみる機会を作りたくて、オープンマイクに参加してみることにしました。
つづきはこちら👇
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