Netflix「エリック」を観た
カンバーバッチ主演のドラマ。
人気子ども向け番組の人形を作り、演じている主人公の息子が、ある日突然失踪してしまい、血眼になって探し求めるストーリー。
舞台は1980年代のニューヨーク。
地下鉄のトンネルや下水道などの地下で暮らすホームレスの方が大勢いたことに衝撃を覚える描写が多く出たり、LGBTやドラッグなどのシーンも多数出てくる。
ただ、子どもが失踪したという事実はあるけど、それを包括する社会問題が渦巻いていることをちゃんと描いているように感じる。
主人公は、エリックという人形の幻覚が見えてきて、そのエリックとのやりとりがなんとも滑稽である。
ただ、こんなにも見える人ははっきりと幻覚が見えるのかと思うと怖い。
かわいい人形たちが出てきて、ハートフルなドラマじゃぜんぜんなかったけど、裏社会や刑事ものとしての視点で観ても楽しめる作品かと思う。
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