小島気奈 著「芸人沼から抜けられない。」を読んで

著者の歴史、K-PROの歴史、芸人たちの歴史と読み応えのある作品であった。

著者がどれだけお笑い愛があるのかは、その行動という事実が物語っていて、ともに劇場を盛り上げてきた芸人たちの話も「リアル」であった。

テレビでは観ない日がないほどのスター芸人たちの裏の顔というとそれらしくなってしまうが、楽屋などでのスタッフ応対は、その芸人の真実にだいぶ近いのかなと感じた。

お笑いライブに行きたいなと真っ直ぐに思わせてくれる、その著者の情熱は一見以上の価値があると確信させる。

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