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自分を知ると自分が楽になる 心の色めがねは何色か?


♬ とんぼのめがねは水色めがね
青いお空を飛んだから 
飛~んだ~か~ら~

いきなり歌ってしまいましたが、
水色の世界にいて、
めがねが水色になったら、
それはもう、だって、世界は水色です。

こんな感じで、
私たちは生きている間に知らず知らず、
色々な場面で色々な経験をし、
「心の色めがね」を持つようになるのでしょう。
まっさらなまま生きるのは無理そうです。


でも、色は知らず知らずついてしまうけれど、
「私は水色のめがねをかけているんだ」
とわかっていれば
「だから水色に見えるんだ」と
自分を自分で理解できます。


夕焼け雲を飛べば赤色になるので、
「だから赤く見えるんだ」と。


これは、自分で自分を知る
ということだと思います。


よく取材させていただいている
いい会社のよきリーダーの方々は、
「自分を知る」ための時間を、
人並み以上に割いています。


・心を見つめる合宿に参加されたり
・お寺の道場に通われたり
・心理系の本を多数、読まれていたり
・自然の中で瞑想されたり。


よきリーダーは相手を知る以前に、
自分を知ろうとしていて、
「自然に」ではなく、
「意図して」そうなろうと努力されています。

心の色めがねが濁っていたら、
見える人や景色も濁って見えてしまうからです。


心の色めがねは、どんなに努力しても
無色透明にはならない、と私は体験から思います。

ただ、自分を知る努力をしていくことで、
「それサングラスじゃなくて眼帯では?」
と思うくらい前が見えない状態から、
色をぐっと薄めて視界良好にすることはできます。


で、今日はこちらの
無料 性格診断テスト」をご紹介します。


イギリスで作られたテストの日本語版で、
正確さと登録不要なのがポイント。
2.7億回、利用されていて
約10分で終わり、
16タイプの中から、自分のタイプが提示されます。


実は私は、こういうのに飛びつかないタイプです。
なぜかというと、
その場でデータで判別されて頭で理解したことは、
ニセモノっぽく思えるからです。
数字や頭じゃなくて、心で感じたいのです。


ところが、このテストには納得しました。
とても当てはまるし、別日にやっても同じ結果でした。
私は「広報運動家」タイプ。


ーこのタイプの説明(抜粋)ー
あなたの職業には興味はない。
知りたいのは、あなたが何に憧れ、
それを叶えることを夢見ているかだ。
あなたの年齢には興味はない。
知りたいのは、愛や夢を手に入れるために、
人生という冒険のために、
馬鹿だと思われても構わないかどうかだ。


↑ まさに私の考え方です。
さすがに職業には興味はありますが、
これはたぶん翻訳が違っていて、
「職業」より「属性」の意味合いじゃないかな。
私は経営ジャーナリストでありながら
人の肩書や年齢にホント興味がありません。
学歴や資格や有名無名もどうでもいいです。
それよりも何が幸せで、何がしたいのか、
勇気とか、智慧とか、人間愛とか、そうことが知りたい。


ーこのタイプの説明(抜粋)ー
誰もが時間をかけて自分の感情に気づき
表現すべきだと信じていて(略)


↑ これもまさにその通りです。
私は「感情」にいちばん興味があるから、
「頭の理解で知った気になるのは嫌、心で感じたい」
と思うんだなってことも分かりました。
すっきり。


こんな風に自分で自分のことが
一歩分かるようになることは、
自分がかけている色めがねの色に
気づくこととだから、
補正機能を働かせる努力もできるし、
それは相手のことも尊重しようという
行動につながりそうです。


今日、紹介したテストは一例であって、
これで全てが分かるわけではないですが。


おわりに――、
冒頭で紹介した「とんぼのめがね」
1番は水色、
3番は赤色でした。


2番をご存じですか?


♬ とんぼのめがねは ぴかぴかめがね
おてんとさまを みてたから 
みてたから ♬


まるで人生観がうたわれたような歌詞です。
そういう目で見れば、世界は美しい。
なんだか、感動してしまった。


自分がかけているめがねの色を
自分で理解することは、自分を知ること。

相手を知るためにも、
もっと自分を知りたいです。


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