高校時代、俺は飲食店でバイトをしていた。 ピークを過ぎてようやく一息つけると思った土曜日の15時に、大して強くもないのに校名が大きく書かれたジャージを着た集団が、親からもらった小遣いで派手な財布をパンパンにして、ゾロゾロと店に入ってくるのを、正直言って不快に感じていた。 コンビニで買った1000mlのぶどう水で空腹を凌ぎ、家で食べた方が安いのにと思いながらオーダーされた料理を黙々と作っていた俺は、 その注文量の多さに、自分がいかに経済的なゆとりがないかを一層痛感させられたし
今日はとあるオタク漫才師のラジオを聴いていた。俺が声を上げて笑うのは、この番組を聞いているときか、推しの風俗嬢・かおりんの横にいるときだけだ。どちらも俺にとっては特別な存在である。 最近、リスナーとのネタ被りが頻繁に起きていたが、パーソナリティの二人が気になったオタクニュースを紹介するコーナーも、フルバージョンで楽しめたのは嬉しかった。 二人は本当に些細なことでケンカを始めるため、ニュース部分はおまけのようなものである。しかし、今週の兄貴が持ってきたネタは聴いて思わずブロ
俺は節約のために、二駅手前で降りるくらいのドケチだから、休みの日は家で過ごす。 だが、頑張った自分にご褒美を与えることも大事だ。たまには外で美味いメシを食ったり、 エロい女と遊んだりするのもいいものだろう。 今月は仕事がきつい。正直、しんどい。 頑張っている自分にご褒美を与えたいと思うが、先日、飲みに行ったばかりだし、 米をまとめ買いしたので、金を使いすぎてしまっている。 だから、今月は我慢して、来月になったら出かけようと思う。何をしようか考えた結果、 低予算で長い時間
その日、外の気温は40度近くに達し、街はじりじりと暑さに包まれていた。汗がしたたり落ちる中、俺は一方的に好意を抱いている女の子、かおりんが働く店に向かうことに決めた。 彼女に会うのは一年ぶりだ。恐らく彼女は俺のことなど忘れているだろう。それでも、俺の心は緊張でいっぱいだった。 珍しく、家に忘れ物をしてしまった。イヤホンをせずに外を歩くのは何年ぶりだろう。今日は特別な日だと思い、耳を完全に開放しながら街を歩くことにした。 駅前のファーストフード店に入る。青春時代に親しんだ
この話はまた後で詳しく話すかもしれないが、最近、久しぶりに会った女性がいて、やっぱり可愛いなあと思った。彼女のことは、ここでは仮にかおりんと呼ぼう。 読者の皆さんならお察しのことと思うが、彼女は素人ではなく、夜職の女性だ。陰キャラの俺は、お金を払わないと女性と遊べないからな。 ブログでは嘘を書きたくないし、正直な気持ちをぶちまけていこうと思う。便所に書いてある落書きのように、深く意味を考えずに黙読してくれれば、それで結構だ。 さて、女の子というのは、好意がある相手には自
2009年、当時の俺は、教室の隅っこでよく陰キャラとアニメの話をしていた。だから、クラスのみんなからはオタクと思われていたと思う。 しかし、実際には見ていない作品も多く、特にロボットアニメについては知識が全くなかった。また、当時の仲間が夢中で追いかけていた特撮モノも見ていなかったため、そんなにオタクではなかった。萌えアニメ特化型だったから、ヒロイン愛が強く、「柊かがみと結婚したい。」とか言っていたから、他の奴に比べてキャラが濃く見えていただけだ。 変な話の広まり方のせいで
記念すべき最初の記事なので、少しだけ自分のことを話そうかと思う。 俺は昔から楽しいことや好きなものを他人と共有するのが苦手で、基本的には一人の世界に没頭するのが好きだ。ただ、たまに人と話したくなる日もあるので、そんな時に運悪く私に絡まれた相手にとっては、厄介な存在かもしれない。 年々、笑顔を作ったり、笑い声を上げたりするのがしんどくなってきたため、現在はテレビや映画をほとんど見ない。テンションの高い番組が多く、視聴していて疲れてしまうからである。 それでも、ミーハーな部