Share Re Green 瀬戸山 匠

食事を習慣から楽しみに変え、孤食をなくし共食をへ変容する野菜のお絵かきクリーム「やさい…

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食事を習慣から楽しみに変え、孤食をなくし共食をへ変容する野菜のお絵かきクリーム「やさいのキャンバス」販売 https://share-re-green.jp/ Share Re Greenは、ラオスの農村から「つながり・関係性の育み方」を学び、日本で社会実装していく団体。

マガジン

  • ラオス農村的思考

    きっかけは「なんでラオスのGDPは低いのに暮らしている人たちは幸せそうなんだろう」という、経済学への不信感とワクワクした好奇心でした。 気づけば、現地での活動は10年目を迎え、小学校が建ち、中学校が建ち、高校が建ち。ようやく活動はハードからソフトへ移行し、学校運営の仕組みづくりというソフトのフェーズに突入したのが2019年。 活動のためフォーサイ村に通い続ける代わりに、フォーサイ村の人々に協力してもらい「主観的幸福感」「贈与経済」に関する調査をさせていただいています。このマガジンでは、その成果や僕自身が活動を通して感じていることを表現していきます。

最近の記事

ラオス農村的思考 Vol.1 つながり・関係性が密な「異世界」の創発的に話し合う文化

ラオスの農村は、概念や価値観を変えてくれる。 「つながり・関係性」が密な社会、まるで異世界との出会い。 ラオス農村的思考。 まずは、私が理想的な社会だとおもった、ラオス人の友人から聞いたお話。 1. 前提 僕とラオスの農村の関わりラオスは、2015年度にイギリスの旅行雑誌・ワンダーラストの「満足度の高い観光地ランキング」、ニューヨーク・タイムズの「世界で一番行きたい国」でも第1位を獲得するなど、世界的にはとても注目を集めました。かの村上春樹が『ラオスにいったい何があるとい

    • 身体と暮らしに「やさい」を添加。

      「Share Re Green やさいクリーム」のECサイトをオープンしました。 砂糖をたくさんつかった「ジャム」ではなくて、野菜をたっぷりつかった「やさいクリーム」をパンに塗って食べる。 それだけで、「朝の忙しい朝食の時間」や「ホッと一息つくブレイクタイム」が、身体のことや自然のこと、「未来」のことを考える時間に。 やさいクリームに込めた2つの「おもい」 この「やさいクリーム」は、2つのおもいからつくりました。 1)暮らし・日常の中で、もっと「農を感じて欲しい」

      • 18歳の僕へ。 28歳を迎えて(1)

        2019年5月25日。 僕は、28歳になった。 今から10年前の5月25日。 18歳の僕は、大好きだった彼女と別れ、心にポカーンと穴が空いていた。 当時高校3年生の僕は、毎日サッカーに励みながらも、頸椎を怪我して再起も難しく、絶望の真っ最中。 「なりたい自分」や「やりたいこと」もわからず、人から嫌われることに怯えながら、平々凡々、悶々とした高校生活を送っていた。 10年後の今、僕はShare Re Greenという団体の代表をしている。 まだまだ動き出したばかりで、何も

        • 植物が育つ姿と彼らが育つ姿を重ねる

          Share Re Greenの瀬戸山です。 最近、少し暖かくなってきて、午前中は畑で土を耕しています。大きな耕運機は入れないようなところなので、小さな耕運機でコツコツと。土のあたたかさを感じられるお昼どきの土仕事は、ホカホカして好きです。 さて、今回のタイトルですが、僕が畑をいじりながら「誰か」について考えているという意味ではありません。 このタイトルは、僕も関わらせてもらっている友人のバンドとそのファンのみなさんとの素敵な関係の物語です。 そのバンドの名前は、HIP B

        ラオス農村的思考 Vol.1 つながり・関係性が密な「異世界」の創発的に話し合う文化

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        • ラオス農村的思考
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          Share Re Green - 農の文化・はたらきを日常に取り戻す - 立ち上げ

          はじめまして。 Share Re Green 代表の瀬戸山匠です。 早速ですが、2019年 1月20日、ラオスの農村のような「応援し合える関係性」を日本の地域社会につくることを目的に掲げ、Share Re Greenという組織を立ち上げました。  僕は、大学2年生のとき、東南アジアのラオスという国で「小学校を改築する」という活動をはじめました。その当時、東日本大震災のすぐあとというタイミングでもあり、国際協力系のボランティアが盛んで、特に「学校を建てる」という活動は、まさに

          Share Re Green - 農の文化・はたらきを日常に取り戻す - 立ち上げ