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絵馬のお仕事
↑※ヘッダーの絵は大昔に描いた絵です。
地元のお宮さんに絵馬を奉納させていただくお仕事が今年で3年目になりました。
元々はコロナ禍に突入して世相が真っ黒の時に「何か絵にできる事はないかなぁ…」と考えていた時、恩師に「地元の神社の宮司にアポ取って持ち込んだら?」と言われたのがきっかけです。
…で、宮司さんに見せたところなんとあらあらとトントン拍子で絵馬を奉納させてもらえる事に。
飾り台も朱漆塗りの立派な物を用意してくださる事になり自分でもびっくりするようなぐらいに話が決まりました。縁って不思議ですね。
地元の神社がかなり歴史のある立派な場所という事で毎年「自分みたいなのが絵馬を描くの大丈夫なんだろうか…」とも不安に思ったりもしますが、地元がなんだかんだで好きなので良いかな?とも思います。
ボクは特に人格者というワケでもないですし、大きな絵のコンクールで賞を取った事もないです。
強いて絵で誇れる事は約12年描いてきた事
鳴かず飛ばずで自問自答を繰り返してきた年月ですが、辞めなかった事はボクの中でずっとアイデンティティになってます。
そしてそして辞めなかった事で大役を勤めさせていただけたのもまた不思議な話。
世の中は不安定で時代がうねっていますが「人の中の変わらない物」を信じてコツコツと、自分のペースで絵を描いて行きたいです。
戦争に不景気に疫病とこんな時代だから、ボクの絵で少しでも誰かが幸せになってくれたらそれはきっと良い事と信じて。
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