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23歳がガチで考えた100万円でやりたい事

前澤元ZOZO社長が100万円を配っていた。
リスクはほぼゼロ。
減るのはアカウントの信用と運だけ。

手軽さと話題性から私も参加してみたものの、
やはり当たる訳は無く。
お昼休みの時間を僅かに潰しただけだった。
…無念。


あのツイートを目にした人は、必ず考えてしまうだろう。


「100万円あったら何したい?」


リツイートした約500万人の中の、いったいどれだけの人がそのお金の使い方を具体的に考えているんだろう。

生活費、新事業立ち上げ資金、通院費、寄付、投資、娯楽etc…

リプライを見れば見るほど、みんなの切実な思いが滲み出ている。
生死に関わる理由から、特に理由のないそれまで様々だ。

根本は常に一緒。
凝固され、歪でありながら、重い。


「お金が欲しい」。


ただそれだけ。

(話はそれるが、そういった欲望がストレートに現れる文章が私は大好きだ。伝えたい事が明確で、嘘がなく、身近で俗っぽい欲望だからこそ人間らしいと感じる。)


ただ、欲望を言葉に出来るだけ、その人は偉いと思う。

「偉い」という言葉は相応しくないが、
お金の使い道を具体的に、好印象に見せながら、多くの目に触れる形で発信する、という行為が素晴らしいと思った。
それが、たとえ嘘だとしてもだ。



私にはそれが出来なかった。
納得がいかなかったからだ。


「旅行がしたい」
「プレゼントをあげたい」
「美味しいものが食べたい」
「欲しい物を買いたい」
「投資で稼ぎたい」


言葉にすると、どれも陳腐でありきたりだ。
行ってみたい場所や、買いたい物をもっと具体的に表す事もできるが、挙げだしたらキリがない。
それは「優先度と時間」という別問題になってくる。

私の欲望は「無償で、まとまったお金が使えるという」利点を生かしきれないものばかりだ。


そして何より、
「100万円無くてもできる」のだ。


それに気づいたとき、私は頭を抱えた。




いや、やれよ。



やれよ。すぐに。


何のために金稼いでんだ?
さっさとやりたい事やって、買いたい物買えよ。


というわけで、今年中にやる事をリストアップします。

①スカイダイビング
来月のナミビア旅行でやります。

②家族と恋人にプレゼント
3月に時間があるので内容考えて、4月に渡します。

③美味しい物食べる
五島軒のチョコケーキを注文します。

④買いたい物を買う
いっぱいあるけど、とりあえずHUNTER×HUNTERと刃牙を全巻買います。


うわーーーー簡単すぎん!?
幸せになれるの簡単すぎ!
やりたい事の器が小さい!
私ってこんな簡単に幸せになれてしまうんや。


そして、文にする事で初めて分かった。
分かりましたよ前澤さん。


⑤宇宙事業への投資


これができない。
投資で稼いでみたいという甘い考えはあるものの、方法が全く分からない。
漠然と私の好きな分野にお金をあげたいという考えしか無い。
投資そのものの資金とレクチャー代がいる。


「100万あったら何したい」
思わぬところで自分の正解を出してしまった。

私は投資の初期費用にします。


てーてーっててれてってー〜


というわけで宇宙に思いを馳せながら寝ます。
あー100万円降ってこんかな。

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