見出し画像

Perfect imperfection 傷つきやすさ礼賛

"All existence is vulnerable for vulnerability is the framework and the sensitivity that makes existence possible. All That Is is vulnerable to All That Is and the possibilities and probabilities of creation that dwell deeply within it. To close anyone off, any channel off, is to deny creativity and existence. The deep mystery of consciousness has to do with vulnerability. If the leaf were not vulnerable to the sun, it would not bloom. If it were not vulnerable to the winter and cold temperature, it would not die, and if it did not die, it could not, again, come back into the earth as a new blossom. It could not change its form. Therefore, each of you be free within yourselves and be without fear.
You want to create a perfect thing. If you want to create another personality then you think in terms of a perfect personality and the perfect personality does not exist, for perfection in your terms means death. When you think in terms of perfection, you think in terms of purposes already achieved, none coming after; but existence makes its own new purposes that arise of the joy and exaltation, as well as pain and challenge." --Seth

—Early Class Sessions 2 ESP Class Session, August 18, 1970

「すべての存在は傷つきやすいのだ。なぜなら、傷つきやすさはフレームワークであり、存在を可能たらしめている感受性だからだ。All That IsはAll That Isに傷つきやすい。そして、その内奥にあるすべての可能性と創造の蓋然性に傷つきやすい。誰かを締め出したり、チャネルを閉ざしたりするのは、クリエイティビティと在ることを否定することに等しい。意識の奥深い不可思議は傷つきやすさと関わりがある。もし花弁が太陽に傷つきやすくなければ、花は咲こうとしないだろう。冬や低い気温に傷つきやすくなければ、それは死のうとはしないだろう。そしてもしそれが死ななければ、再び、新しい花として地球に戻ってくることは出来ないだろう。それは、形を変えることが出来ないだろう。それゆえに君たち一人一人、自らの内に自由であれ。恐れることなく在れ。
 君たちは完全なものを作りたがる。だから別のパーソナリティを作るときに君たちは、完全なパーソナリティという観点で考えようとする。だが、完全なパーソナリティは存在しない。なぜなら、君たちの観点でいう完全は、死を意味するからだ。君たちが完全という観点で考えるとき、目的が達成されてその後に来るものがない、そんな観点で考える。だが存在というものは、痛みとチャレンジを伴いながら、joyと高揚とから湧き起こる、その存在独自の新たな目的を創造するのである。」ーーセス


この痛みは、至らなさに恥じ入る気持ちは永遠に続く。

自分の中の、すべての部分が変化し、今以上の何かになろうとするから。

すべての部分が、常に「古く」なるから。

殻を捨て続ける。

ある意味、自分だと思ったものを、否定し続ける。

自分を、超え続ける。

「至らない」は「完全」には至らないということ。

「死」に至らない、ということ。

「在る」というのは、常に至らない部分があって、そこが恥ずかしくて、傷つきやすくて、傷つきやすいからこそ、変化の糸口となって、新しい自分に変容していくことができる。

傷つきやすいのは、善いことだ。

傷は痛む。でもそれは、変化への疼きだ。

在るようで無く、無いようで在る、「自分」という輪郭の薄皮を、傷の痛むところから剥いでいこう。

いいなと思ったら応援しよう!