「すべての存在は傷つきやすいのだ。なぜなら、傷つきやすさはフレームワークであり、存在を可能たらしめている感受性だからだ。All That IsはAll That Isに傷つきやすい。そして、その内奥にあるすべての可能性と創造の蓋然性に傷つきやすい。誰かを締め出したり、チャネルを閉ざしたりするのは、クリエイティビティと在ることを否定することに等しい。意識の奥深い不可思議は傷つきやすさと関わりがある。もし花弁が太陽に傷つきやすくなければ、花は咲こうとしないだろう。冬や低い気温に傷つきやすくなければ、それは死のうとはしないだろう。そしてもしそれが死ななければ、再び、新しい花として地球に戻ってくることは出来ないだろう。それは、形を変えることが出来ないだろう。それゆえに君たち一人一人、自らの内に自由であれ。恐れることなく在れ。 君たちは完全なものを作りたがる。だから別のパーソナリティを作るときに君たちは、完全なパーソナリティという観点で考えようとする。だが、完全なパーソナリティは存在しない。なぜなら、君たちの観点でいう完全は、死を意味するからだ。君たちが完全という観点で考えるとき、目的が達成されてその後に来るものがない、そんな観点で考える。だが存在というものは、痛みとチャレンジを伴いながら、joyと高揚とから湧き起こる、その存在独自の新たな目的を創造するのである。」ーーセス