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第37回:お絵描きノート(13):#資料画像ツール:猫がうまく描けない!写真を参考に描画する。

口上

猫の絵を描いてみようと思いましたが、なかなかうまく行きません。ネット上で猫の描き方の助言を参考にしてみましたが、何だか犬なのか猫なのか分からない変な絵になってしまいました。
 そこで猫の写真をじっくり観察しながら描画することにします。そんな時に役に立つのが資料画像ツールです。KRITAのデジタルペイントソフト内に画像を取り込んで資料画像としてキャンバスに挿入できます。つまり、資料画像はレイヤーとして貼り付けるのではなく、参照するだけ画像として貼り付けることができるのです。
 まずは参考にする画像を集めることになります。資料画像は画像であれば何でもよさそうです。すべての形式の画像を確かめた訳ではないですが、jpgとpngとgifの画像は実際に確かめて大丈夫でした。pdfの場合は途中でページを指定する必要がありますが、問題なく資料画像として貼り付けできます。
 それでは用意が整いましたら始めましょう。

図1:資料画像を貼り付ける方法

KRITAで始めるデジタルペイント

第37回:お絵描きノート(13):#資料画像ツール:猫がうまく描けない!写真を参考に描画する。

資料画像を貼り付ける方法

1.資料画像ツール(画鋲のマークのツール)を選択する。


2.ツールのオプションで表示する資料画像を追加する。(+のボタンをクリックして資料のファイルを開けて必要な画像を選択して開く)


ツールのオプション


①表示画像の追加する。
②クリップボードから資料画像を貼り付ける。
③資料画像セットを読み込みする。
➃資料画像セットをエキスポートする。
⑤すべての資料画像を削除する。

3.キャンバス上の資料画像を選択する

と、アンカーポイントが表示される。それらのポイントにカーソルを近づけると、カーソルは3種類のカーソールポイントに変わる。それら3つの機能は、
・矢印:資料画像の大きさの変更
・曲線の矢印:資料画像の回転
・十字の矢印:資料画像の移動
それらの機能を使って

資料画像を適当な大きさにしてキャンバスの外に並ばせて置く。


図2:仔猫の輪郭線を描く方法

仔猫の輪郭線を描く方法

資料画像ツール
1.資料画像Ⓑを拡大してキャンバスの中央に置く。


ブラシツール
2.新しいペイントレイヤーで仔猫の輪郭をトレースする。


資料画像ツール
3.資料画像Ⓑをずらしてキャンバスの輪郭線と資料画像Ⓑを並べて置く。

[次回に続く]



 

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