気がつけば

年が明けていた
子供は一才の誕生日を迎え
隣国は戦争を始めた。

あんなに寒かった日は終わり、
暑いななんて汗ばむ陽気に、
少しだけ心を弾ませてみたりする。

感染症は今もあるけど、
すっかり形を潜めて、
どこかいってしまったかのような心持ち。

忘れてはいけないことがたくさんある気がするけど、
覚えておくにはあまりに早く過ぎ去る日々に心と感情が追いつけない。

少しだけ深呼吸をしたい。
たまには。

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