身辺雑記(2019年10月中旬)

10月20日(日) 数少ない成長産業

クイックジャパンの新刊『クイック・ジャパン146』の後半で、ずっとウダウダ言ってる喪の話を少しやれた。テーマ特集「Homeful 偏在する「家」の未来」内、tomad氏と松本との3人の座談会内。

「エンディング産業」は国内の数少ない成長産業だというようなことが書いてある記事が松本から送られてきたので読む。少子高齢化という言葉の薄く広がる憂鬱な気分は、この気分で商売をしている人にとっては活況だ。日本人はこれからどんどん死んでいくから、当然のことなのだが。下記など単なる展示会の宣伝文だが、めっちゃおもろい。

10月23日(水) 世代感覚

津和野に移住し、人生が謎な感じになってから結構な時間が流れている。2015年10月に東京を離れたから、今月で5年目だ。よく生き延びてるなあと思う。

ただ、謎な人生を送っているからか、自分らっぽいもの以外の人間集団についてよくわからなくなってるなと思う。

たとえば、同世代の「ほんのり文化系」みたいな人々って、いったい今なにを考えているのだろうか。あるいは、もし自分が鬱にもならず津和野にも移住せず、現在まで都市部で文化産業みたいなものの端っこで働き続けていたとしたら、今頃なにを考えていたのだろうか。

日々の生活の楽しみや不安、職場で与えられている権限、文化的ななにかに対する学生の頃との距離感の違い、将来の見通し……以前はなんとなく塩梅がわかった気がするけど、いまはさっぱりわからない……。

こういう話を太田くんやら松本やら毎晩召喚し、取り留めなく話していたら、考えるためのヒントがいくつか出てきた。たとえば、下記(無許可、怒られたら消す)のようなリストがつくられた。なんとなく同世代っぽい感じがするメディア集。

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