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新城テラス6周年 〜新城テラスで生まれる繋がりの輪〜


こんにちは、セシーズイシイ広報担当です。
セシーズイシイ7の1階に位置する地元の方の憩いのカフェ『新城テラス』も、おかげさまで開業から6周年を迎えることができました。
今回は6周年記念!ということで…いつも優しい笑顔で店頭に立つ小林店長に、新城テラスの「これまで」と「これから」について、取材しました。


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―――新城テラスで働くきっかけを教えてください。

「私はもともと大手のカフェで13年くらい働いていました。いつか自分のお店をやってみたいという思いはあったのですが、大手のカフェで働いていただけでは、やり方が全然わからなくて…。そんな時、タイミングよく新城テラスの求人を見かけたんです。
オーナーの石井は、『この場所(セシーズイシイ7)に街の人が入りやすいカフェを作りたい』という思いを抱いていました。でも飲食を経験している人がいない。そんな背景があって立ち上げから一緒に入れる店長を募集していたので、実際に応募しました。」

―――全く新しいカフェの店長になられて、お客様に来て頂くために工夫されたことはどんなことですか?

「前を通った方に少しでも入りやすさを感じてもらうために、扉を開けっぱなしにして開放的にするようにしたり、外からでもメニューが見えるような看板を作って。
他にも、お店の前のお花の手入れなど、できるだけ外に出るようにしていました。

ただ、やっぱり一番大きな変化は、マルシェやふらっと武蔵新城、1000Beroなど、街全体のイベントに参加できたことですね。オープンしてから2か月後に仲間主催のマルシェがあり、そこから3か月ごとにマルシェが開催されました。飲食ブースをはじめ、街のママさんたちのハンドメイド雑貨やお子様向けのワークショップなどが立ち並ぶマルシェが、お客様に知って頂くきっかけとなりました。1000Beroでは、お客様ではなく、武蔵新城で商いをされる皆さまにも知っていただく機会にもなりました。新城テラスでは毎月違う味の限定メニューを出していたので、ふらっと武蔵新城というFacebookの街のコミュニティで拡散していただけたことも大きかったです。そのあたりから少しずつお客様が来てくださるようになりました。」

―――毎月違う味を出すって大変ですね。

「たしかに大変ですね。ただ私、一度口にしたものを再現するのがとても好きで。(笑)
昔どこかで口にした味を思い出し、私たちなりにアレンジして商品にすることもあります。
もちろん一発でできるものもあれば、何回も何回も作り直しをする商品もありますが。カフェ巡りが好きなので、やりたいことは無限大です。
6周年記念の限定商品『桜ほうじ茶ラテ』は復刻版で、私の好きな桜とほうじ茶をかけ合わせてできたもので、特に気に入っているので限定販売をしました。」

6周年記念にて復刻した「桜ほうじ茶ラテ」


6周年記念限定パフェ
5月の限定商品「クッキーアンドクリームスムージー」

―――イベントから少しずつお客様が来てくれるようになったということですが、普段の新城テラスにはどのような方がいらっしゃるんですか?

「ゆっくりしたい方だけでなく、繋がりがほしくて来てくださる方や、お話をしに来てくださるお客様も多いです。
お客様から仕事仲間になったこともありますし、お客様同士を紹介することも少なくないです。ここに来れば誰かに会える、そんな感覚で来てくださることが増えてきたように感じています。おそらく、私自身が繋がっていくことが好きなんだと思います。昔からコミュニティ作りみたいなことが得意だったし、たまたま武蔵新城の街と相性が良かったのかなと思っています。」

―――人との繋がりが好きという話が出ました。そんな小林さんは、新城テラスで幸せに感じることはどんなことですか?

「来てくださる方が新城テラスを自分の居場所だと思ってくれることです。私はずっと同じ場所に住んでいなかったので、そういう場所がなかった。だから、やり方は分からないんだけど、思うがままにそんな場所作りを目指して6年間続けてきました。今こうやって、お客様に『この場所があってよかった』とおっしゃっていただくことに幸せに感じています。
普段はお子さん連れの親御さんが、お子さんが保育園や幼稚園の時間にママさんだけで新城テラスに来てくださることも多いんです。『せっかくのタイミングなんだから普段行かないお店に行けるチャンスなのに!』と思いますが、居場所と思ってくれているんだと思うと内心とても嬉しい気持ちです(笑)」

「他に嬉しかったことは、自作の商品『はーぶこーでぃある』がお客様に知って頂けたことです。川崎の社会福祉法人はぐるまの会のプロジェクトで、栽培したハーブをもっと広めたいという目的で声を掛けていただきました。今ではご注文頂くことも増え、新城テラスになくてはならない商品になっています。

―――色んな挑戦をされてきたと思いますが、4月の新城テラス6周年は、どんなイベントになりましたか?

「昔からの常連のお客様、最近来てくれるようになった方、こっそりファンでいてくださった方、色々な方が来てくださいました。実は新しいドリンクを作るとき、特定の人を思い浮かべて作ったりするんですよ。この人が好きだろうなというものを作って、その人が喜んでくれれば良いや、みたいな。『これすごくおいしいです。』と言って頂き、心の中で『でしょ、あなたのために作ったんだよ』って思うこともあります。(笑)
6周年記念で販売したワイワイBOXも、何人かの顔が浮かんでいて、喜んでくれるだろうなと思って作っていて。実際その方々が喜んでくれたのはもちろん嬉しかったし、最近来てくれるようになった方が喜んでくださって。それもすごく嬉しかったです。」

わいわいBOX

―――誰かに喜んでもらえるようにという小林さんの想いが、「居場所」と思わせてくれる一つの要因なんですね

「普段スタッフ間では、『今日なんとなく〇〇さん来る気がするから、あれの準備しておこう。』なんていう引継ぎがあったりします。すごく細かいことだし、スタッフみんなでこうしようなんて話したことはないけれど、気づいたらみんなで大切にしていることになっていました。こういう小さな工夫の結果だとしたら嬉しいです」

―――6周年を迎え、この先どんなことをしていきたいですか?

「最近、人に対する愛情がさらに深くなってきたなって思っています(笑)
子育てとかも経験すると、人に愛を注ぐことに抵抗がなくなって、愛が溢れてきているんだろうなと思います。6周年を迎えて、お客様がこんなにも喜んでくれるんだ、こんなにこの場所を好きでいてくれているんだと思うと、この場所やこの人たちを守っていきたい、と改めて感じました。
そして、今まではどちらかというと自分の気持ちを表現するということに注力してきましたが、これからはもう少しだけ『街』に目を向けて、セシーズイシイの一員として、武蔵新城の中の一人として、何かできることがないか考えていきたいと思っています」

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広報担当から、小林店長に新城テラスのこれまでと、これからについて、取材しました♪
新城テラスのスタッフの皆さんのお客様に喜んでいただくための工夫が、新城テラスに居心地の良さを感じてくださっている方のきっかけになっているのかもしれない。そして、セシーズイシイの「つながりの起点となる」をまさに表現している新城テラスは、これからも誰かの居場所であり、愛に溢れた場所であり続けるだろうな、とそんな風に思いました。
これを読んでいただいた方も、ぜひ新城テラスに訪れてみてください!

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