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同じ服を着ているのにこの違い 歩く道寝る時間も違う
山猫と相談をして明日の朝餌場を変える気持ちぴかぴか
誰もみえない灼熱をまっすぐに風の音だけ聴いて歩けば
あの人は一人ひとりに向き合って各駅停車の列車はゆく
あの声はあの足音は待ってたよ近づいて来るいつものように
あけぼのの一本の木に気をとられこれが旅なんだって おはよう
風にゆられて声と声なに笑ってるの? お腹がすいたせいです
夏が来る腕まくる君にコーヒー涼しい歌のように黄昏
熱気浴び萎れつつある僕に吹く轟音で去る鉄の塊
畑ではテキパキ動く姿ありトロトロ歩いて僕は夏い
え、こんな所に室外機が お、こんな所に虫さされが 意外!
一駅を歩いて帰る夏の夜、茶と緑のかなぶんにさわる
「スーツケースの中身はなに?」「人です」「さすがに暑くない?」「死んでます」
日やけする手にソフトクリームふたつ溶けてなくなるときで何分?