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No.53 私が大切だと思うこと「自分を愛するということ」

私はずっと自分のことを「好き」だと感じていませんでした。
中学生になったばかりの頃は、明確に自分のことが「嫌い」だと言っていました。
自分で自分を否定しているのですから、そりゃあ生きにくかったわけです。

本当は、私は私のことを好きになりたかったのではないかと思います。
自分を愛したかったし、愛されたかった。
それが何より一番大切なことだから。

うちの子供達が小さかった頃、ある時ふと思いました。
「人間て、自分が自分を愛している分しか、人に対しても純粋な愛で見ることは出来ないのではないか?」
「自分自身にしていることを、人に対してもしようとするのではないか?」

例えば、私の中の愛情量がMax100だとします。
私が私のことを100愛していたら、それが今私の持っている愛情の総量。
もしも50だったらそれが私の持ち量。
じゃあ残りの50の分は空なのか? というと、そうではなくて、愛でない分は〝恐れ〟なのではないか?
私の中の〝愛と恐れ〟がその比率の通り、私の思いや行動に現れているのではないか?
そんな風に思いました。

私がどんなに我が子たちのありのままを愛していたとしても、今のままで最高! と思っていたとしても、私の中にある恐れは、不安や心配となり、顔を出してくるのです。
ありのままでいいと本当に思えていたら、100%、子供たちと子供たちの人生を信頼し、安心して寛げるのでは?
でも不安が顔を出すのは、私の中に恐れがあるから。
それは、目の前の子供に何か問題があるのではなく、私の中にある〝恐れ〟がそこに何か問題を見ようとする。
私が私自身を100%受け入れて、自分に自信を持っていないから、それが人に対しても投影される。

「うちの子は何があっても絶対に大丈夫」
という信頼は、
「私は何があっても絶対に大丈夫」
という私自身への揺るぎない信頼があってこそなのではないか?
子供を通して、自分自身の中にあるものを見せられている。
そう思いました。
私の中にある不安や恐れを、子供の人生に重ねてしまわないようにするのは、本当に大変でした。

私は私。子供は子供。
私の中に不安があるからと言って、
子供達がそれを経験するわけではない。

ここを分けられなかったら、心配性のモンスター母になり、子供の人生を巻き込んでぐちゃぐちゃになってしまう。
それが負の連鎖か…

とにかく、私には得体の知れない恐れが、不安が大きすぎる。
これが私の一番の問題かもしれない。
そう自覚させられました。

周りへの要らない心配ではなく、
自分の内側を何とかする。
でも、どうやればいいのか、わかりませんでした。
せっかく学んだNLPも活かせなかった。


今は恐れの存在に気づいたら、ひとつひとつ癒しています。
その方法を教えてもらいました。
恐れには、その源になる体験があり、
それが癒されると、安心して愛に統合されていきます。

自分を愛するということは、
何が出来ても、出来なくても、今どんな自分でも、どんな時も、理由なく、今のありのままの自分を愛しているということです。
好きになるのに条件はありません。

人にとって一番大切なことは
「自分を愛すること」
だと思います。
これだけあればいいとさえ思います。
自分を愛しているということは、
きっと自己肯定感も高いということで、
そんな人は、自信を持って自分の人生を歩いていくでしょう。
純粋に自分を愛している人は、自分を大切にし、
周りに対しても同じに接するでしょう。

皆それぞれ、自分を愛して、自分を大切にすることに一生懸命になればいい。

そしたらウツにもならないし。

そして、自分の好きなことをして、自由に生きて、そんな人たちが繋がりあったらいいなぁ。

なんだか取り止めがなくなりました。

今日も幸せな一日でありますように。

Love & Peace,


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