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【BGA】アグリコラ 個人的に好きなカード紹介


はじめに

はじめまして!

私は「アグリコラ」というボードゲームが大好きで、よくボードゲームアリーナ(BGA)というオンラインでボードゲームを遊ぶことができるウェブサイト上で、フレンドさんや野良の方々と遊んでいます!

ただのんびりエンジョイで遊んでいるだけなので、上手なプレイヤーではないです!
強いカードの使い方の紹介や深い考察はできないので、今回は個人的に使うのが好きでよくピックする推しカード強いと思ってるカード ←これ重要です!)を紹介しようと思います!

参考までに、私が普段遊ぶルールはこんな感じです↓
・強いカードの排除:なし
・追加アクションスペース:あり
・C&Dカード:含む
新しいカードのセット:含まない
さらに多くのカード:含まない
・10-7ドラフト(同時)

おそらくBGAでもっとも一般的なルールは「新しいカードのセット」「さらに多くのカード」をどちらも「含む」にしたものだと思いますが、個人的にカードが多すぎるとわかりにくい(よく遊ぶフレンドさんにはまだはじめたての方も多いので)ので、このようなルールにしています。

なので、本記事で紹介するカードもすべて、「C&Dカード」までを「含む」にした際に登場するカードです。

「新しいカードのセット」以後の新しいカードについては知らないことばっかりなので、新しい/さらに多くの カードについて紹介したい推しカードがある方は是非コメントで教えてください!

では前置きが長くなりましたが、本編です!!

1. 【職業】熟練改築屋(Skillful Renovator)

緑のジャケットと赤い帽子のおしゃれさん

好きなカード1枚目は、職業カードより熟練改築屋です!

めちゃくちゃ強い…というわけではないんですけど、ハマると最高に気持ちいい働きをしてくれます。

このカードを使う上でのポイントは、とにかく早く増築・増員を済ませて、自分だけが改築(「家の建て直し」)に行ける状態になっておくことです。

4人家族の状態で4人目の家族を「家の建て直し」に送り込み、木の家→レンガの家に改築、さらにその後「急いで子供がほしい」で5人家族になり、今度は5人目を「家の建て直し」に送り込んで石の家に改築……と、初めてこの1枚で9木材(+召喚時の1木材&1レンガ)を出した試合はさすがに脳汁ドバドバでした。

ご存知の通り、アグリコラにおいて木材は非常に重要な資材です。前半では木の部屋の増築後半では柵の建設を行うために、試合開始から終了まで木材をある程度は集め続けなければならないことがほとんどでしょう。熟練改築屋がバッチリハマれば、終盤に改築をしながら柵材の木をまとめて集めることができるというのが、このカードの強みです。

しかし、このカードの効果を十全に活かすためには、なるべく多くの家族がいて、かつ改築が競合していないという状況が必要不可欠です。
他に「家の建て直し」に行きそうなプレイヤーがいる(いわゆる「改築レース」に巻き込まれている)状態では、4人目、5人目のワーカーを配置するまで悠長に改築を後回しにすることなど当然できません。そうなると、初手で改築に行って1木しか出さない熟練(笑)改築屋を爆誕させるか、自分だけが改築に行けるようなラウンドを待ってずるずると改築を後回しにするかの二択を強いられてしまいます。
他家の様子や資材状況を伺いながら、時には妥協しつつ、最大限の木を生み出せる改築タイミングを計るのが、このカードの醍醐味と言って良いでしょう。

また、改築しながら木がもらえるという効果から一見よさそうに見える「農場の再開発」との相性には、注意が必要です。

13ラウンド(最終日)に開く職場

たしかに、改築→改築で得た木材を使って柵を引くというコンボができて便利なのですが、たいていの試合で農場の再開発は他プレイヤーと競合するため、前日にスタプレを取って初手でいくことが必要になります。すると、熟練改築屋によって得られる木材は1本だけとなり、効率で見れば微妙です。

もちろん、例えば木材14個所持、あと1木で柵を15本引き切れる状態で再開発とか、すでに柵を引いているが改築ついでに1本柵を引いて柵点を増やすとか、あとは、木材0個の状態で13ラウンド目を迎え、改築ライバルが油断したところで農場の再開発を奇襲する*なんてこともできるかもなので、決して相性が悪いわけではありません。

*「農場の再開発」は柵を引けないプレイヤーはそもそも利用することのできない職場なので、他家の木0を見て自分だけが再開発に行けると思い込んでくれる可能性がある。もちろん、そのライバルが熟練改築屋の存在をちゃんと覚えていれば成功しない奇襲です。このゲームで相手のミス待ちは基本的には悪手なので、点数が近い相手がたまたま熟練改築屋を見落として初手で再開発に行かなかったりしたらそれに乗じてもいいかもですが、これを狙って計画を立てることは非現実的でしょう。

あと、こういう他人の妨害目的の策略はたいていこのゲームにおいてlose-lose

しかし全体で見れば、「早めの増築、早めの改築、たくさん木ゲット!」という上述の王道ルートの方が、やはりこのカードを活かしやすいと言えるでしょう。

素早く増築・増員を済ませ、改築レースに一番乗りになり、他プレイヤーの様子もよく見ながら最適なタイミングで改築を行うことで真価を発揮する熟練改築屋は、大量の木材入手を横目に「俺、アグリコラうめえ……」という気持ちに浸らせてくれる脳汁特化系カードであると同時に、増築→増員→改築→柵引きというアグリコラのオーソドックスなプレイングが秘めている奥深さや駆け引きを体現する素敵なカードでもあります。

ぜひ、ドラフトで見かけた際は試しに使ってみてください!!

2. 【職業】木の家の増築士(Wooden Hut Extender)

なんでちょっと困り顔なん?

大工芝結び森の労役者家具職人小屋……。

増築・増員による手数の増加と拡大再生産が生命線となるアグリコラにおいて、増築補助系効果は強カードの象徴です。

そんな増築補助系カードのなかで、独特のポジションを確立している謎のカード(と僕が勝手に思ってます)こそが、この木の家の増築士でしょう。

このカードは、「遅く増築を行えば行うほど、コストが安くなる」というややクセの強いコンセプトを有しています。もちろん、増築が遅れればその分増員も遅れ、1試合でできる労働の数(=その試合の総手数)も減ってしまうデメリットがあります。増築を遅らせることによるデメリットと、それによって浮くコストとの天秤こそが、このカードを使う上での醍醐味です。

最初に挙げた他の増築補助系カードと、比較してみましょう(家具職人小屋は進歩なので省略)。
1軒の木の部屋を増築するのに必要な資材は、

大工:3木材+2葦(ただし、レンガ・石の家でも効果発動)
芝結び:6木材(また、改築やレンガ・石の家増築でも2葦を1木で代用できる)
森の労役者:7木材 or 6木材+1葦 or 3木材+2葦(また、柵補助にもなるし、レンガ・石の家増築でも2葦を2木で代用できる)

改めて見ると森の労役者の万能さちょっとヤベーな

に対して、

木の家の増築士:
5木材+1葦(1〜5ラウンド目)
4木材+1葦(6〜7ラウンド目)
3木材+1葦(8〜13ラウンド目)

1〜5ラウンド目でも、実は2葦→1葦になるだけでそこそこ強くね??

です。やはり、1〜5ラウンド目の効果だけでは、他の増築補助と比べてやや見劣りしてしまいます。

このような効果の特性上、木の家の増築士の強みを最大限に活かすには、最速増築を諦めて、6ラウンド目に2軒増築というプレイングが基本になってきます。

序盤は資材集めに徹し、6ラウンド目に8木+2葦を持っている(+できれば食糧基盤が整っているか、他に強い職業カードが1〜2枚並んでいる)状態を作り、一気に2軒増築+2人増員を仕掛けることで、本来10木+4葦&2労働を要する「2軒の木の家を建てる」という行為を8木+2葦&1労働で済ませてしまうのです。

体感ですが、ラウンド8まで待って3軒増築(9木+3葦)は、試合展開にもよるとは思いますが、流石に増員が遅れすぎるデメリットのほうが勝りそうでした。なかなかないですが、ラウンド6で3軒増築(12木+3葦)は、できたら神になれます。なかなかないですが。

また、他の所持カードの効果的に改築や柵に余裕がありそうなら、6ラウンド目に2軒増築→8ラウンド目以降に1軒増築で、木の家で5軒にしてしまう(合計11木+3葦&2労働)というのは、このカードの効果が最大限発揮されて強いかもしれません(僕は割とよくこれをやります)。

まとめると、このカードの面白さの真髄は、なんといってもまとめ建ての快感にあるのです。

愛しのマイホームが、一手にしてデカくなる。この気持ちよさは、アグリコラにおいて随一の脳汁タイムです。しかしこのゲームには、家を建てる上で越えなければならない大きな壁があります。そう、2葦というコストです。

多くのアグリコラプレイヤーを時に天国に、時に地獄に送り込んできた魔性の職場

みんなが増築をしたい前半は、葦原は大抵激混み。貴重な1手を使ってスタプレを打たない限り、一気に2葦なんてそう簡単には手に入りません。

何もカードを使わずに2軒増築を行うと、コストは10木+4葦。葦原レースに大勝利するか、資材市場にチビチビ4回通うか。なんにせよ、それらの「ちゃんと葦と木を集めて家を建てる」ルートを序盤に取っておきながら、最速増築&最速増員の権利を捨ててまでまとめ建てをすることは、あまり良い選択肢とはならないでしょう。
「普通に」家を建てに行くのなら、「普通に」一番乗りで1軒増築すればいいのです。序盤の立ち回りとしては、それがシンプル・イズ・ベストなのだから。

というわけで、まとめ建てを狙うのならば、それにある程度向いている増築補助の職業や進歩が必要になってきます。そこで、この困り顔のオジサンです。

最速増築に関しては大工や森の労役者に引けをとっている木の家の増築士ですが、実は、3部屋目の増築が他プレイヤーよりも遅れることを前提にしているまとめ建てに関しては、一日の長を有しているように思われます。

ラウンド6に2軒建てるとしましょう。コストは、以下のようになります。

大工:6木+4葦(←4葦がキツい)
森の労役者:12木+2葦 or 11木+3葦 or 8木+4葦(←どれもコスパ悪くね?)
芝結び:12木(←普通にいい。芝結びでまとめ建ても楽しいよね)

木の家の増築士:8木+2葦

森の労役者って「増築コストが安くなる」じゃなくて「増築の前に資材もらえる」だから、増築に行く回数が減るまとめ建てとはそもそも相性が悪いのよね〜

柴結びも悪くないですが、序盤は木材の累積スペースも普通に混むので、6ラウンド目というタイムリミットまでに集めやすいのは12木よりも8木+2葦(どこかで2累積の葦原に行くか、資材市場に2回通うか)だと個人的には感じています。

メリット・デメリットの両天秤、まとめ建ての気持ちよさ、増築から一気に人手を増やして追い上げていく爽快感、そして、6ラウンド目の増築を見据えて逆算しながら前半戦を組み立てていく計画性が、このカードを使いこなす楽しさです。

思い通りのタイミングで増築に行けなかったり、最後まで増員の遅れを巻き返せなかったりといった事故もありますが、それらもひっくるめて、「最速増築・最速増員」というアグリコラの基本にして最強の戦法に飽きてきた方ならばきっと楽しめるでしょう。

ちなみに:大工と木の家の増築士はコンボしない(同時に使用して、ラウンド5から3木+1葦で増築とかはできない)。過去にそれで失敗しました。柴結びは試したことないけど、多分ダメなんじゃないでしょうか(知ってる方いたら教えてください)。
大工や家具職人小屋は効果文が「木材3と葦2で1部屋増やせる」「木材2と葦2で増築できるようになる」(Can)なのに対して木の家の増築士は「木の部屋コストは葦1と以下の数の木になる」(Is)なので、木の家の増築士によってコストがその資材数に固定された時点で、他のカードとの合わせ技によって数を変化させることはできないということなのでしょうか。

アグリコラ語の謎は深い。。。

3. 【小進歩】トリュフスライサー(Truffle Slicer)

中世の農民ってトリュフ食ってたんかな…?

好きなカード小進歩部門、1位は圧倒的にこのカード!!

トリュフスライサーです!

冒頭に書いた通り、僕は普段はC&Dデッキまでの少ないカード数でプレイしているのですが、このレギュレーションの特徴のひとつは礼拝所樽詰めビールのような爆発的な盤外点カードが比較的少ないことだと思っています(キング・オフ・盤外点ほら吹きランタンの家新しい土地はあるので、全然ないわけではないですが)。

そんな中、噛み合い方次第では莫大な番外点を稼いでくれるのが、このカード。猪を飼っている+1飯を支払うという、限定的な条件とややうざったいコストが付きまといますが、木材の累積に行くだけで1点がもらえるという効果は超強力!

小牧場や調教師生垣管理人などのカードで序〜中盤から猪を飼える(できれば2頭以上所持で繁殖させられる)状態にしておいて、食料基盤もある程度整っているならば、終盤は余った労働力は1〜2累積だろうとガンガン木の累積スペースに投入すれば、ボーナス点をもりもり稼げます(森だけに)。毎回支払う食料さえなんとかなれば、柵用の木とボーナス点を同時に稼ぐことができ、どんどん増えていく盤外点と木材にウハウハすること間違いなしです。これぞ、世界三大珍味の実力!

このイラストの牧場、羊に対して明らかに狭すぎませんか?

木材の累積スペースで発動するということもあり、相性のいいカードはたくさんあります。木こり木材荷車のような単純に木材累積を強くするカードはもちろん、食料を支払わなければいけないというデメリットを解消してくれるキノコ探し、上述の少牧場や調教師、生垣管理人、さらにややテクいところだと、ラウンド最後の余った労働者を不味めの木材累積に送ることを見据えて蒸気機械などが挙げられるでしょうか。コンボだけならアグリコラには無数に存在しますが、トリュフスライサーはコンボとそれによって繰り出される労働がそのまま点を生んでいるという実感が、他のカードでは得られない高揚感をもたらしてくれます。

BGAアグリコラ、職業カードの顔。イラストかわいくて好き。効果はなんか損した感あってあんまり好きじゃない(強いのはわかる)

もちろん、弱点はあります。最大限効果を生み出すためには、ラウンド8という割と早いタイミングで家畜を飼える状態になっておかなければならず、しかも羊ではなく猪を飼育していなければいけません。

猪市場のアクションスペースが開くのがラウンド9だと、そもそも(他のカードの補助なしでは)ラウンド8までに手に入れることが不可能です。追加アクションスペースありのルールならば「家畜市場」で猪を取ることが一応できますが、どちらにせよ、贅沢トリュフ三昧の準備とはいえ、1猪を取るためだけに1手の労働を消費するのはあまりにもコスパが悪いと言わざるを得ません。

これまで何回もこのカードを使ってきましたが、どんなに上手くハマっても、トリュフスライサーのボーナス点は7点前後が限界でした。猪を飼育しているという状態を早めに作り上げるために何手か効率の悪い手を打って、しかもトリュフスライサーを出した後も、やや不味めな木材累積スペースに労働者を送り込みまくって、それでようやくこの点数です。元が取れているか(リターンが消費した手数に見合っているか)は、正直微妙といったところでした。

今あそこの木材累積に行けば、それだけで+1点。その目先の利益に気を取られて、効率の悪い手を打ったり、貴重な食料を消費してしまったりすることも少なくありません。トリュフスライサーは使ってて楽しいカードですが、同時に過去のたくさんの失敗を思い出すほろ苦いカードでもあります。

トリュフチョコもほろ苦い。本物のトリュフは……食べたことがない(泣)

しかし、過去の失敗があるからこそ、試合後に振り返ってみて「ちょうどいい」と思えるバランスでトリュフ得点と他の労働を上手くこなせた試合は、他にない満足感を与えてくれるのです。

普通にしっかりプレイしてから最終日に出すだけで大量の点が出るほら吹きは、確かに強力なカードです。トリュフスライサーは使いやすさも、爆発力も、ほら吹きとくらべたらやや見劣りするかもしれません(そもそも進歩と職業で土俵も違いますが)。

しかし、トリュフスライサーは一癖も二癖もあるからこそ、他のカードとのコンボや、独自の立ち回り、ロスとリターンの計算などの深みがある面白いカードなのです。

きちんと点を出すのは相当難しく、自分もまだまだ使いこなせていないカードですが、どこか愛おしい、尖った性能の1枚。ぜひみなさんも、トリュフの高貴な香りが醸し出す豊穣なアグリコラの深みへと、旅立ってみてください。

4. 【少進歩】横挽きの木材(Cross-Cut Wood)

普通に強カードです。「強いカードの排除」をオンにすると禁止カードになる。ただの輪切りにした丸太なのにね。

本記事最後のカードは横挽きの木材です!

このカードは隣(下家)の人に渡す系の小進歩としてはおそらく馬車旅行の次ぐらいに強力で有名です。そして、馬車旅行と同様に、使用後は隣の人に渡すという特性上、いつ、何のために使うのかというタイミングが非常に重要な戦略的なカードでもあります。あまり早く使いすぎると、その強力な効果を自分以外のプレイヤーにもプレゼントしてしまう羽目になるからです。

しかしながら、このカードはそこまで意識しなくても、自然と使用タイミングが終盤になるため、上記の課題はあまり大きなテーマではないかもしれません。

というのも、このカードで多くの木を得るためには石をたくさん溜めこんだ状態で発動させなければいけませんが、ワークスペース「石切り場」がまだ開いていなかったり、開いていてもあまり累積していなかったりする序盤に、石がたくさん手に入ることは基本的にはないからです。また、アグリコラにおいて、石の主な使い道は井戸・工業系の大進歩の獲得と石の家への改築ですが、前者に大きく依ったプレイングをしない限り、おもに後者のために石を溜めこみはじめるのは自然と終盤戦に入ってからになります。

アグリコラでは、前半戦で増築・増員・食料基盤の確保をし、後半戦で改築・柵引き・畑耕しなどの得点行動をしていくというのが基本的なルートになります。当然、人手が増える後半になるにつれ、点数を増やすためにやらなければいけないことが増えていきます。

横挽きの木材は、来るべき石の家改築のために石を蓄えながら、柵を引くために木も集めなければならないという終盤戦の資材戦争を、1枚で一気に楽にしてくれます。石さえ集めてしまえれば、木は同数手に入るわけですからね。

個人的に、このカードの強さが鮮烈に感じられた、とても印象に残っている試合があります。

こいつシンプルにクソ強い
ぽっちゃりしてる。屋根付け要素どこ?

すでにレンガの家5軒、3石所持の状態から、屋根つけを召喚し8石所持に。ここから横挽きの木材を集会所で出し、8木、8石になった後、石の家に改築してカゴ製作所を獲得。さらにその後、石の家(6軒目)を増築して、余った木材&石で家具製作所まで獲得!

その試合の最終盤面。人生初の井戸工業全制覇で締めて64点……

他に大工&梁打ちを召喚していたので、増築(1木&1石&2葦でOK)や改築(1木&3石&2葦でOK)が安上がりになっていたこともありますが、こんな大立ち回りをしてなお柵を引き切るだけの木材が余ったのは、なんといっても屋根つけ+横挽きの木材の大爆発による一挙8木獲得があったおかげです。

あらためて、「石を集めながら木を集められる」という効果の絶大さを痛感した試合でした。これまでの3枚は、やや癖のある個性派のカードという感じでしたが、この横挽きの木材は、一気に木が手に入る気持ちよさもありながら、同時に比較的シンプルな効果でもあるという優れものです。

もちろん、このカードを使うことを見越して、石を集めて溜めておかなければならないという戦略的要素もあります。将来に向けた計画立てとそこからの逆算、そしてそれらが上手く行った時に得られる爆発的なリターンという、アグリコラにおいてカードを使いこなす醍醐味も詰まっているという点が、単なる強さではなく、楽しさ・面白さも評価した上でこのカードを紹介したいと思った理由です。

終盤、どうしても手数や資材が足りず柵や改築、畑のどれかを諦めざるを得ない状況になり、点数が伸び悩んでしまう。そういった方に是非オススメしたい、シンプルながらも強力で戦略性のあるバランスのとれた良進歩、それが横挽きの木材です。ドラフトで見かけたら、ぜひ優先的にピックしてみてください!

最後に

まだまだアグリコラのことを全然知らないペーペーですが、好きなカードについてたくさん書けてとても楽しかったです!書いていて思いましたが、多分僕は「一気にドバッと資材が手に入る」「一気にドカッと家が立つ」のような、一回の労働でまとめて何かが起こるカードが好きなんだと思います(笑)。そういうプレイヤーさんはきっと多いですよね。

長い文章でしたが、最後まで読んでくださった方(一部だけ読んでくださった方も)、本当にありがとうございました!

「このカードを使ってみたくなった!」という方や、「自分も推しカードについて語りたくなった」という方は、是非スキやコメントをくだされば励みになります✨

みなさんもぜひ、素敵な農業ライフを!🐏

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