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環境に及ばなかったデッキの記録3

芹です。
またも環境に散っていったデッキの記録をつけようと思います。

③アメリカナイズムキムキリザードン

(使用時期)~ミラクルツイン環境まで

ムキムキリザードン

名探偵ピカチュウスペシャルパックよりリザードンGXです。
なんとこいつ逃げエネが4でした。
かいじゅうマニアが出たことにより、2進化でも逃げエネ4なら手札に加えやすく可能性があるのでは、と考えていた時に、ピッタリのカードが登場したので組み上げました。
エネ加速も溶接工やダブル無色があり、十分起動できるレベルで、ドロー育成序盤盾を兼ねるテッカグヤGXも逃げエネ4で同シナジーが見込めることから採用しました。

アピールポイント

ムキムキパッドで圧倒的な耐久
逃げエネ4を利用した育成の早さ
しかえしで2エネから狙える300打点

デッキの動かし方

序盤はテッカグヤGXでスタートし、壁にしつつ後ろのリザードンを育てていきます。たねポケモンはヒトカゲかテッカグヤGXしか入っていないので、ヒトカゲだったら逃げればいいです。エネは結晶で回収できます。
テッカグヤGXの使い勝手の良さは前回の記事で書いた通りです。ディスカバリーGXの6枚ドローでふしぎなアメ、特殊エネ、かまど等を引きに行き、パワーイクロンで相手にダメージを与えつつ後ろのリザードンにエネを張り替えます。
テッカグヤが倒れたら育ったリザードンGXのばくねつほうで200点ダメージを叩き出していきましょう。ダブル無色もムキムキパッドも共用できるのでシナジーが良いです。あとは、かいじゅうマニアでポケモンを、かまどでエネルギーをデッキから圧縮して素引きする確率を上げます。

メモリーエネルギー
これがこのデッキの隠しギミックです。
ベンチで育成している途中のリザードンGXがバトル場に引き出されてしまうのは当然辛いです。起動にエネ5枚が必要なので、相手はエネが少ない状態のときにバトル場に引き出すことを狙いに来るわけです。
そこでこのカード。今回採用しているヒトカゲはこれです。

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メモリーエネからのしかえしです。ムキムキパッド込みHP300のリザードンGXなら最大580ダメージまで叩き出せるワザに化けるのです。
中途半端にダメージを乗せられたのならば、しかえしで叩き返してあげましょう。
対戦相手にとってかなり予想外で、決めるとびっくりされます。驚いてもらうと気分がいいですね。(勝てるとはいっていない)

敗北記録

とまあ、こうやって書いたわけですが、まあやはり2進化デッキなんですねこれ。
ふしぎなアメが引けなかったらもうこのデッキ止まります。
かいじゅうマニアとディスカバリーGXでとにかく引けるようにはしてあるので、その他の2進化デッキよりはかなり育成ができる構築には仕上げてあるのですが、それでも安定度という点でタッグチーム軸には敵いませんでした。

ヒトカゲもHP50というのはなかなか辛い点ですね。ガブギラちょくげきだん40+やぶれたとびら10でリザードンになる前にやられていきました。

環境に及ばなかったわけ

やはりリザードンGXは2進化ポケモン。どうやっても育つのに時間がかかります。早さでタッグチームに勝てません。
(先攻カキ→フレアストライク230点の環境でGX2進化ポケモンはどうあっても苦しかった)
ムキムキパッド込みで相手の攻撃を1回耐えられる耐久はあっても、こっちの打点も200点なので、殴り合いになった時にエネが重いこちらは不利なんですね。
やはり対戦中どこかでメモリーエネ→しかえしを絡める動きが必要で、そのメモリーエネを確実に手札に加える手段がない、というところも勝利を目指す環境デッキとの安定性の差が出ていると思います。

振り返り

2進化は使いづらい、、、けれど活躍させてやりたい!
そんな思いをいい感じで形にできたデッキだったと思います。
デッキを形にしたとき、各カードが上手い噛み合いを見せると僕は気分が上がるのですが、このデッキはそんな噛み合いがきれいにできたので、雑ながら満足しています。

このデッキも最初はヤナトイナイトというイベントのために作ったのですが、割と火力もありネタにするには強かったので環境でも使いました。
結果は先に書いた通りの敗北デッキです。

(余談ですが、このnoteを書いているときに公式でメモリーカプセルが発表されたのでまたこのヒトカゲ生かせないかなーとか思ったのですが、ムキムキパッドの耐久を捨てることになり、そうなるとメモリーエネの方が相性がいい気がしますね。)

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