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第4チャクラに思うこと

やり過ぎはなんでもよくない。
過ぎたるは及ばざるが如しだ。


私はこのチャクラを自由に開けたり閉めたりすることが出来る。
数少ない私の特技の一つでもある。
だけど全然生活の役には立たない。

このチャクラは目の瞳孔とリンクしていることも発見した。
ハートのチャクラを意識的に開くと瞳孔も勝手に開く。
自由自在だ。

開くと言っているが、具体的にはチャクラの渦の回転数を上げている。
このチャクラを活性化すると、
全てのものとの一体感がもの凄いことになって、
恍惚状態となる。
目に入るもの全てが愛おしくなって、勝手に愛がほとばしるのだ。

あの映画、なんて言ったっけ。
そう、サウンド・オブ・ミュージック!
ジュリー・アンドリュースが山の上で両手を広げてクルクル回るやつ。
ジュリー姉さん多分、第4チャクラ全開ですよね。
私はアルプスまで行かなくても、脳内で速攻でジュリー姉さんになれる。

ところがこのチャクラ気持ちいいからと通常運転に戻さないでいると、
とんでもない副作用がある。
良い子は絶対に真似をしないで欲しい。
やり過ぎてはいけません。

知らない人に手相を見てあげると1日に何度も声を掛けられて、
知らないビルの個室に連れて行かれそうになったり、
ホームレスのおじ様に気軽に声を掛けられて、
危うくついてこられそうになったり、
外国の方に話しかけられてハグされたり、
職場に行けばみんなやたらと甘えたがる。
フレンドリーこの上ない。

普段どちらかと言うとローテンションな私に、
急にラテンの血が流れたようなものだ。
キツイ。キツすぎる。


開きっぱなしにしていると以上のように、
愛おしく煩わしいとんでもない第4チャクラのドラマが始まる。
愛って、ほとばしればいいというものじゃない。
私は人との垣根は欲しいのだ。

やりすぎ注意。
開けたら閉めよう
ドアとチャクラ。





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