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神・神の階層、生命体の階層

神の定義について話そう 
 
三次元しか知覚できないわたしたちが
神の実相を理解することはむずかしい
それはまるで生まれてから死ぬまで洞穴の中に暮らす者に
見たこともない星空の様相を語らせるようなものだからだ
 
たとえば
「星空とは、無数の灯火が瞬いている天井である」
そう言ったところで
本物の星空のどれだけを伝えているだろう
 
その歯がゆさと
さらには誤解を生む危険さえ承知の上で
それでも伝えよう
 
神とは何かを
 
◆最高神
 
神とは
この最高神の下の階層にあまたある
「神」と呼ばれる存在を合わせたものの属性である
最高神とは
唯一絶対の秩序
因果律のことであり
ゼロから1へ向かう
あらゆる可能性のベクトル そのもののことである
 
最高神は意識体ではなく
概念秩序であり
固定できないがゆえに数えることもできない
世界を覆う膜のような位置付けと言えばいいか
 
宇宙神である最高秩序を
地球語、日本語で説くことは困難である
宇宙神は地球圏外の存在だからだ

自然神もまた宇宙神である
大いなる自然も秩序であるからには神であるが
人々が何々山の神、森の神、と呼び
ひと型を描いて敬ったとしても
自然神は人格を持つ神ではない
 
自然神は
上位階層の神々が
虹を見せる
雨量を決める
水流を調整し方向を決める
土が生まれる速度を操る      など
自然界のさまざまな現象を
方向づける役目を担っている 
 
◆エネルギー体に人の名を冠した”神” 

この章の情報は一般の認識とかなりちがう
 
たとえばゼウス、
アマテラス、
たとえばイザナキ、イザナミ、
コノハナサクヤ・・・
 
これら神話に登場する神は
人格を持った神ではなく
人々が
ひとつの波動、エネルギー体に
(人の)名を冠した神である
 
また神話に語られていても
人格を持った神というのもある
スサノオなどがよい例だが
これについては
また追って話そう
 
神話は知恵や技術や言葉を伝えるために
人々の必要のもとに語られ続けてきた
 
わたしたちが親しんできた神話の知識は
事実ではない
しかしだからこそ
「神話」という人の心を惹きつける物語の力が
時間を超えて
今に残る結果にさせたと言えるだろう
 
神話はすべて
のちに”神”として崇められるに至った
実在の人物が語った知恵を
記録として残したもののことだ
 
実在の人物 それは
スサノオに代表される
未来から訪れた地球人である

彼らが 時を経て
人格神として呼ばれることになった

◆人格神
 
神はそれぞれが持つバイブレーションによって集まり
階層をなしていると考えれば理解しやすい
        
最高神を膜のようなものだと仮定したとき
その膜の内側(二次元的には下層)にあるのが
人格(を持った)神の階層である
人格神とは、
かつて人間として地球に暮らし
名まえを持った者が
その貢献によって人々にまつりあげられ
神として崇められることになった存在を言う
 
それはすべて未来人である
 
エホバ、スサノオ、大国主、
ギリシャ神話のポセイドン、
アポロン(道具を発明した)・・・
 
わたしたちが神話の中に見聞きし 
その名を知るこの神々は、
かつてはこの世に実在した人間であった
 
その特殊性、持てる技術、その貢献によって
人々に神と祭り上げられた結果、神となり、
そこに宗教が生まれる場合もあった
(彼らがどこからやってきた者たちかは「宇宙人の章」参照)

イエス、ブッダは
歴史にその名を知られる通り(地球人)だが、
宇宙存在から智の継承を与えられた者たちである

ブッダは死後、未来に行くか過去に戻るかを選択できたが
真摯な倫理観を持って生きるものたちが受ける
理不尽な試練を
経験として観じることが
自分にはまだ足りないと判断し
転生せずに現世にとどまり
様々な人間の肉体を借りて
非常に厳しい修行を続けている
それら体験のために借りた肉体の魂については
天界まで必ず連れて行く

そして人格神は「伝説」でなければならない。
エネルギーとして痕跡が消えずに残っているために
伝説になっている。

◆神話

神話は人々を取り込む必要があって作られた物語である
今ある神の名は 
そのほとんどが言霊エネルギーを意味する
 
物語に触れ 神の名を唱えることで
エネルギー交感がおこる たとえば
見目麗しいことで名高い「木花開耶(コノハナサクヤ)」の名を唱えればこの神のエネルギーが活性化する(そして美しくなる) 
神の名を唱えて祈ることには
実際的な効果があるのだ  

神話のなかで
ひとりの神の名が微妙に違う場合があるが、
人々がその神を崇める気持ちが名前を長くした(コノハナサクヤ/ビメノミコト)。
実は神の名を唱える効果としては元の名前だけで足りる  
 
◆霊獣(アマテラスなどは騏驎、精霊を使役できる)
 
人格神の階層の下には
龍、麒麟(=ユニコーン)などの霊獣、
水や火を司る精霊たちなどが位置する。
(欧米のノウムなどの妖精とはまた別)

霊獣はどれも神の道具であり、
神の領域の存在である。
それぞれ意思の有無があるが、
神とは対話しても人間と伝達し合うことはない。

◆変容の神
 
人間が水の神、火の神と呼んできた存在は、
水や火の力 つまり酸化、凍結などによって、
物質を変容させることを担うただ一柱の神だ。
よって川の神、海の神というものもいない。
この神は人格神よりも上位、膜のすぐ下に位置する。
 
◆プラーナのような微粒子
 (霊体のエネルギー/哺乳類にとっての酸素のようなもの)
 
さらには精霊と生物(人間など肉体を持つ)との間に、
同じ方向に流れる大気の微粒子の層がある。
非常にたくさんの微粒子だが、
そのひとつひとつに意思はなく
条件に左右される性質を持っている。
この粒子が生き物の生命の強さや寿命を決めている。
神のことわりによってプログラムされた
意思のないプラーナのような存在だ。
磁気にも影響される。
磁場が良いところに寄っていく性質がある。
これも神の階層にあるので神である。
 
地表に近づくに従って人間も階層に属する。
封印された神性によって 
神の階層のいずれかに所属することになるのだが、
この理由は「霊的覚醒の章」でゆっくり話そう。
 
植物それぞれの精霊は光由来で人間とほぼ同じ階層。
 
昆虫、両生類は土に所属する。

◆地表より下の存在
 
地表よりも下の領域、海域に属する虫や魚たちは、
”陰の質”の存在である。
地上のものたちが優先するのが
「いかに進化するか」であることに対して虫や魚たちが優先するのは「いかに増えるか」つまり「増殖」である。
何よりもまず生命を保つことを優先する陰の質のものたちには、
次元階層間の行き来ができない。
また魂の転生によってしか地上には出てこられない。
 
◆天使
 
天使はこれらの階層のどこにも属していない。
羽根がついている天使には
次元階層を縦方向に行き来できる。
「神の御使い」という言葉は、
実際高次元の神(自然神以上の存在=秩序)の指令の元にする活動そのものを表している。
人格神は天使を使役できない。
 
天使のルーツは、最高神、自然神に作られたものと、
かつて人間であったその資質を持つ者(追って詳細)が
天使と化した者と二種類ある。
人間由来の場合は、
天使となるまで死後の長い時間を必要とする。
 
天使は名がない。
活動時に個別化して顕在するだけで、
ネットワークそのもののような存在。
天使の名前は、「ガブリエル」などは後付け。
 
ちなみに人間は天使団の守護を常に受けている。
逆に言えば、
人は天使の守護なしには生きられない。
天使にいただいた(=神にいただいた)恩恵に対して、
人間は素直な喜びと感謝の気持ちをあらわすことだけが
その恩返しになる。
ちなみに天使の愛の深さは神の愛の70~80%である。
 
妖精は人間が作った概念で、
いわゆるもののけである。
実際に妖精に相当するエネルギー体はないのだが、
人間が思い描くうちに
その念が作り出し存在させてしまった。
 
妖精は横軸を移動する。
特定の場所にしか現れることができず、
時間軸の制限も受けるので姿も老いていく。
バラが枯れていくときは
付いている妖精も枯れていく。

◆羽を持つ者
 
天使、龍、麒麟(=ユニコーン)などの羽根を持つ者たちは
地表より上、神の祝福の側にいて
”陽の質”を持つ。
 
これらは人格神が使役できる存在である。
 
自然霊と呼ばれるものがあって
これが神と解釈されている場合も多くあるが、
自然霊は神の領域には属さない。
魔の領域にもいない。
たくさんの魂が集合体となって
自然神のような形になった。
意思を持った私たちが唯一意識で見られるものだ 。
 
例えば富士山や八ヶ岳は
山が御神体として認識されているが、
神の階層には属さない。
 
人々の心の光となる富士山はホログラムであり
八ヶ岳は意識のない生命体である 
秩序をはじめとするいろいろな神々が八ヶ岳を
光でできているエレベーターさながらの
魂の循環器という道具として使っている
 
神木とされているような巨木には
魂もあれば意識もあり
自然秩序の一部として
神の領域に属し
木々同士、相互に、また人とも交流をする
 
◆太陽神

太陽神は
全てのいのちの生死を司る神だ
 
あらゆるもの(芸術作品なども)生み出すエネルギーを与える
縦方向の最高のエネルギーである

御神木などは
自然秩序の分魂で
この太陽神を経由する自然秩序の受肉したかたちと言える
 
自然秩序を(場合によっては)
変えることが許されているのは
太陽神のみである
その意味で太陽神は特別である

太陽神の役割は、
地球の夜と昼を決める、つまり
分割するという仕事
 
地球において、最高神の秩序が機能しているかどうか、
逸脱しないように見張る役を担う
 
どこを見張るかを選んで決める
そのため自我があり意思を持つ
 
艮の金神(バランス状態の建て替え立て直しの際に、一旦バランスを崩し立て直す時に機能する)と同義。
 
◆太陽神と植物
 
植物たちはすべて
太陽神の管理物で
他の者が触るのに許可がいる。
太陽神の意思なくして
植物たちは繁栄も衰退もできない。

人間による許可(儀式)のない森林伐採などには、
相応の報いが生じる。
 
太陽神は腕組みをして回り続けている。
男性性の神。
五面体の顔を持ち、
表は穏やかな表情、
裏は鬼の形相、筋肉質の美男などの顔をしている。
千手観音のように複数の手を持っている。
肌の色の種類が違う人間(五色人)は
この五色面の似姿として作られている。
人間が体力や精神的な限界を感じる時、
五色面の太陽神が限界を消し去るイメージを持つと、
実際にその限界を消すこともできる。
人間の寿命は決まっているが、
太陽神をイメージすることによって発熱が促され、
病気の痛みの緩和などが可能になる場合もある。
 
ダンスは太陽神のエネルギーを活用するための知恵である。
ステップが時間や距離を分割するということが
太陽神の二分割するという活動と同調するためだ。
種類スタイルに関わらず
ダンスによって人間は健やかになれる。

身体の状態によってダンスができない場合は、
手拍子(不規則な拍手ではなく)だけでも良い。
拍を打つことと太陽神の分割活動は関連している。

畳語、リズムの良い文句(とっぴんシャン、すっからかんなど)は
陽の気を取り込むので、
心掛けて口にすると陰の気が去る。
盆踊りは陰の気払いである。
 
◆人格神 スサノオ
 
私たちはデータを集めて
肉体の衣を脱いで魂になる。
何度も衣を着替えながら覚醒に向かう。
覚醒に向かう(道のりの)先に魂の兄弟がいる。
人格神スサノオとされていた魂も覚醒に向かっている。
次元をあげている。
 
そして、われわれからみて
最高に覚醒している意識体としての到達点の外に
秩序という最高神がある。
 
いまスサノオの霊体は地球圏内にいる
魂はドローンよろしく地球圏外にいるが
スサノオの霊体をつかって地球(3次元)に働きかけている
私たち自身も同じ構造のなかにいる
 
この次元の宇宙は
神(最高神=秩序より上の階層の神)によって作られた

だが作り手の神のものではない、
別の宇宙から来たエネルギーが入っている

私たちが神と認識できる最大のものの先に
さらに大きな神が存在する
どこまで行っても「その先」は存在し続ける
「別の宇宙から来たエネルギー」とは
そこから来たエネルギーのことだ
地球の進化のために
「その先」からの働きかけは必要があってのことだ
地球の循環系の内側では良くも悪くも完結してしまい、
進化が図られない

ひとときバランスを崩すことによって生まれる
その運動性で進化を図る
それは「意図」だった
(誰の意図かを特定することは害があるので伝えない)
 
エラーがなければ完全ではない
 
宇宙はぶどうの房と同じ 
いくつもの粒の元は
ひとつのぶどうの木 
それは成長し続ける
 
ひとつの粒が腐って落ちたとしても
ほかの粒もつられて落ちるわけではなく
その房が朽ちていくとしても
その先に若い房がまだ熟す方向へ向かっている
 
成長することは熟すこと 
そしてやがて朽ちていくこと

宇宙の構造はぶどうの木 
捻れながら成長していく

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