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毎日19時から医療従事者のみなさんに拍手をすることに決めた話

医療従事者のみなさん、まいにちお疲れさまです。ありがとうございます。

旅する演出家、黒澤世莉です。

お元気ですか。わたしは、いっとき心がザワザワして苦しかったですが、いまは元気です。あんまり無理に元気に振る舞わなくてもいいと思いますよ。社会がザワザワするときは、人の心もザワザワするものです。

さて、医療従事者のみなさんのお役に立てることがないかなあと思っています。毎日最前線でがんばってくれてるみなさんを応援したいとは前から思っていたのですが、大きくきっかけをくれたのは以下の話をみてからです。

医療関係者のみなさんが、#SaveArts といって私たちアーティストを支援してくださるというのです。たしかに、私たちアーティストも、活動の場所を失って困っています。ですので、支援していただくことはとてもありがたいです。ありがとうございます。以下のリンクに詳しい内容が書いてありますので、ご興味あればご確認ください。

https://readyfor.jp/projects/SaveArts

一方で、アーティストの側から医療従事者の方々にできることはないかな、ということも考えています。わたしは演出家という、演劇をつくるお仕事をしていますので、それを活かすことはできないかな?とも考えました。しかし、いまの現状で演劇をつくって応援することはちょっと考えにくかったのです。もちろんオンラインを活かしてできることもあるかもしれません。それを考えるためにはもう少し時間が必要です。

わたしは、19時に医療従事者のみなさんに感謝する拍手をします。

みんなでやりましょう、とはあえていいません。「こんなときこそ一致団結」とかって一番キライな考え方なので。でも、独立した一人ひとりが感謝の気持を表明することはぜんぜんありだと思います。

緊急事態宣言中は、毎日youtube liveで拍手の模様を配信しようかと思っています。そんなことが何かの役に立つかは分かりませんが、わたしが感謝の気持を表明することは誰にも止められないので、やります。

昨日拍手をはじめてみた動画が以下です。live配信の設定がよく分からず、謎の画面の大きさになってますがそこは突っ込まないでください。今日は直ってる。はずです。

例えば、マスクや防護服を送ったり、お金を集めたりできないかな、ということも考えました。でも、わたしのちからでは効果的な支援はできなそうだな、と思いました。「拍手は効果的なんかい」て意見もあると思いますが、人が人を応援する拍手をする様子を見るということにはなにかいい要素があるんじゃないかな?と仮説を立ててみたので、とりあえずやってみます。

そう。わたしはとりあえずやってみるタイプの人間です。

考えたりSNSで発信するのもいいけど、実際に行動に移すのは演劇的かな、と思ってます。意味があるからやるんじゃなくて、やることに意味がある。それに価値があるか無いかは、受け取る側が決めてくれたらいいです。

「医療従事者の方への支援はさ、精神的なものより物理的なもんでしょーが」というご意見のあなた、医療従事者の方に美味しいごはんを届ける「Smile Food Project」を支援してはいかがでしょうか。まだ企画が立っていませんが、今後クラウドファンディングなども考えているそうですよ。

https://smilefoodproject.com/

さいごにもう一回。医療従事者のみなさん、まいにちお疲れさまです。ありがとうございます。

ちなみに「拍手」は私が考え出したことではありません。欧米ではじまった動きのようです。わたしはJ-WAVEのジョン・カビラさんのラジオで知りました。くわしくは以下の記事を参考にしてください。


なおサポートの受け入れ体制はいつでも全力で整っています。歩きつづけて書きつづけるための、ご支援ありがたくちょうだいしまーす。