ファミマ脇にて

おはようございます!開いてしまった。LINEの返事でもしてTwitterをまずは見ようとした、が開いたのはこの画面だった。見なかったことにしてもいいが、まあ、ちょこっと書き出して損はない。2日目は悩む。1日目、企画をして、夜ソワソワして、朝、あほくさくなってて、今その一番難しい書き出しのところが、たまたまクリアされてしまった。ラッキーとも思わないような、マジかよ、という感じの偶然。弱冷房車ではないが、始発の効ききらない冷房は、もろに受けてもちょうどいいくらいだ。

休みます。休憩から戻ったらあと2時間で退勤。それから3時間もしたらライブが始まる。どれくらい体力を使うかわからないが、とりあえずゆっくり休んどいたほうがよさそう。

ファミマ脇、明太マヨのおにぎり。これが一番美味くて、懐かしの味。これとワンダのモーニングショットを毎日食べていた、大学受験期。高校3年生、なんならよくサラダも食べていた気がする。贅沢な野郎、家の弁当を食べた記憶がないとこのまえ母に言ったら、作ってたよって言ってた。
たしかにそう言われてみれば、サラダと、なにかメインを買った記憶がない。おにぎりとモーニングショットは朝買っていた。メルティーキッスも毎日買っていた。毎日買っていた記憶があるんだけど、冬しかやってない。

ジェラート屋さん2つまわってどちらもやめて、セブンイレブン。トイレも行っときたいし、アイスはまだ食いたいのである。ラストトイレ。開演まで19時、坂口恭平の出番は1時間後らしいがもう向かったほうがいい。あんまり早くつくと、早くくる感じの人たちの盛り上がりに気圧されてしまうので、こういうのはギリギリにはならない程度に、遅めにいく。高校生のときはよく、アイス食べたい、みたいなことを直前に言い出してカッコつけて、このくらいの時間に着くようにしていた。今は便座の上にいる。イキらなくなったぶん、見た目がもろに小心者になってきた。アイスをチラッとみて、オールスタンディングだという話だから、ちょっとここで座れたのは安心材料になる。明太マヨおにぎりは美味くて、モーニングショットは記憶していたより甘くなかった、俺はこのくらいだと当時から思っていたが、友達のナオはあんま!って言っていて、コーヒーを飲む人からするとそういうもんなんだろうなと思い続けてきて、カフェの店員を半年間やって、飲んだらそんなに甘くなかった。
今はアイスより、ちょっと書いてから行くのが一番いい。

こんなふうに書くほど緊張してないはずなんだけど、それを書くしかないくらい、こういうところにくるのが初めてで、書くことがない。手持ち無沙汰で落ち着かない。緊張しているというかそれだ、こういうところで鬼みたいに書いてたら、強そうかな。やば。お化け屋敷やん。全然ちがう色になるやん、入ったら。うおー。冒険か。小笠原に向かう、大海原か。あれ以上に海に囲まれることが、たくさんあったらいいな。

あ、飲み物頼むみたいよ。俺今いろいろ書いといたほうがいい気がするけど、あんま、中身のあること書けない。すげえー。


恭平さんのライブは、まじ神々しい、から始まり、トイレに行きたくなって一番後ろに下がっても、トイレの中でも特等席、でもまた後ろの景色にはあきて、ひとことも喋れなかったけどこの仲間たちのことはもうよくわかったから、別の人たちに囲まれたくなり、せっかく来たしもう少しだけハッキリと顔を見て帰ろうと、狭いところをだんだん慣れた足取りと体捌きと、さーせんさーせんで、一度体を当ててしまった人はいい人で、なんていったんだったかすごく感じのいい声だった、ごめんね!って感じ、そんで最初にいたよりは少し後ろ、部屋のど真ん中で、さっきトイレの近くでめっちゃ口ずさむどころか歌っちゃってた人がダンシングしてて、それにカモフラージュされるようにして、後ろの人もちょっと盛り上がったらいいなとその日一番リズムに乗った。目を閉じたほうがいい瞬間がけっこうあった。発見があって、それが一番俺の心を満たしてくれるのだと気づいた。楽しかったー、俺が歌いたくなって、最後七尾旅人さんがつけた詩を代わりに、恭平さんが歌ってたがあの曲が最後だったのかどうかは、走り出したくなってしまったので確認できなかった。まあ俺がすぐ、その衝動に従って動けたわけではなくて、前のダンシング侍がこれまた先陣切って帰っていったのか、タイミング的にはそうみえたが、後ろのほうへ下がって、うわやっぱりそうなる人もいるよな、と先を越されて気まずい思いをして、直後に帰るのもアレだったので、少し間を空けて、これ演奏終わったらみんなどかっと帰っちゃうななんてヨコシマな動機も芽生えつつ、そのために、になり変わらないタイミングでなんとかそれを掴んで、晴れ豆から脱出した。高校一年生のときの仲間に、今日終電逃せるやつはいるかときいたら、明日ならいいよ、あとは地元が同じやつがひとりいるので、いいよそこなら、多分そいつはもうひとりくらいくればくるだろう、が、即座に出てきたもう一人は浦安に住んでいて、動く気もないし、やはりというべきか2人が顔を出してくれた時点であらかたやりたいことが叶った思いになって、まあ、こういうところで秒速で集まるのが恭平さんだよなと思いつつも、でも、やっぱりお前の友達となんとかしろよってことだと、またしてもそういうテレパシーを受け取った。共通の趣味とかじゃないだろ、縁やろ、みたいな感じで。縁か。晴れ豆のキャッチフレーズにも含まれる言葉。オーディエンス同士のことをいっているのだとまず思ったが、ライブが進むにつれて、そうではないだろうなと思うようになっていった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?