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Let there be light -旅立つ君へのエール-


今日はバレーボール界隈はいろんなニュースがあったのですが、まずはこの記事への感想を書くところから始めようと思います。

この記事は私にとって答え合わせのような記事でした。
彼の今までのバレーボール人生とオリンピアンになって様々な経験がどのようにつながって次の挑戦につながっているのかのが見えてくるような。

2020年、春高で優勝した時に彼の名前を知っていたのは日本でバレーボールが好きな人だけだったはず。
ほぼ2年が経って彼は世界中のバレーボールを見ている人から少なからず認知されインスタでは90万のフォロワーを抱えるまでになりました。
みなさん、90万人って想像つきますか?
ちょうど世田谷区の人口と同じくらいなんですって(参考:自治体人口資料)。

そりゃ、人生変わるよね。
でもそうやって人生を変えたのは他でもない、彼がそこを目指していろんな努力をし、期待に応える結果を残してきたからで。
もちろん東京オリンピックが延期したというイレギュラーなことがあったからという側面はあっても、その時間も含めて自分が目指す場所にたつたためにやれることをやった結果でしかなくて。

私のように壁にぶつかったら諦めるみたいな豆腐みたいな根性ではなしえないこと。
私には尊敬の気持ちしかありません。
自分の子供みたいな年齢の青年ではありますが、まだ何者になるかわからない自分の人生をかけて、一つのことに邁進する姿には学ぶことがたくさんあります。

そして、これから、東京オリンピックでなしえなかったメダルを取るという目標を次のオリンピックの目標として、今できることをやろうとして海を渡ろうとしてます。
簡単なことじゃないと思うんです、海外で暮らしながらプロとしての活動をすること。
想像もしない困難なことが待ってるかもしれません。
それでも成長して、戦う武器を増やして、オリンピックでの勝利に貢献したいというまっすぐな気持ちがそうさせるのだとしたら、その気持ちの強さを羨ましく思ったりもします。

そんな彼だって心があって、感情があって、目の前のことにいろんな気持ちを抱くことがあるのでしょう。
インカレで勝てなかったことを分析している言葉を見て、やはり、と思いました。自分が新天地でやり切れる力を持っていると信じるためにも、その場で戦うに相応しいと思ってもらえるプレイヤーであることを証明するためにも、その自分を信じてくれるチームメートのためにも勝ちたかった、チームの苦しい時を自分の持っているもので救いたかったという気持ちは言葉から伝わってきましたよ、少なくとも、私には。

そういう覚悟で臨んだから負けは「自分の責任だ」という言葉も出てきたのかな?
大事な仲間と戦っているからこそ、自分が持っているものを全て出し切って、チームに貢献したかったんじゃないのかな?
でも、それはちょっとばかり背負いすぎじゃないのかな?とも思いますけれど、自分が経験してきたことを技術的なものだけではなく、試合に向かうメンタルなんかも含めてその場で出して、伝えていくべきだったという意味での責任という言葉だったのかもしれません。

いずれにせよ言葉をどれほど尽くしても自分の思考の全てを伝えられるわけじゃないので、受け取る側も今までの彼が選択したこと、実行したこと、言葉にしたことの背景も含めて受け止める。
私はそうやって応援している選手を見てきた気がします。

スーパースターになるって難しくて。
目立つことで負のエネルギーも集めてしまうこともあって。
もしかしたら辛い言葉を目の当たりにすることも多くあるかもしれません。
そういう言葉は拡散されやすかったりしますし。

それでも彼は夢を掴むまで、まっすぐ前に向かって歩く人なんだろうな、と思いますし、そんな負のエネルギーに晒されても、もっともっと大きくて温かい気持ちで見守ってくれる家族や友人や仲間に囲まれていることも知っている気がします。(たくさん、温かい気持ちになるシーンをいつも見せていただいてます。ありがとうございます)

若干20歳はいつまでも20歳じゃなくて。
普通に生きていく人たちの何倍も凝縮された時間を過ごし、経験を重ね、大人になっていく筋書きのないドラマを見ることのできる特別席に私たちは座っているんです。

それをもう一度、実感させてもらえる記事でした。
経験に一つも無駄はなくて。
辛いことはいつか自分の一部になって、力になってくれるはず。

私と同じように君の未来のドラマを楽しみにしている人がたくさんいて、全速力で応援したいと思っている人たちの方が負のエネルギーを持っている人よりもはるかに多いと思います。

だから安心してチャレンジし続けてください。
たくさんの温かな声援が届くと思います。
一緒に喜んだり、笑ったり、怒ったり、泣いてくれる人がたくさんいます、きっと。

君の未来にヒカリあれと、ただ祈ります。
コートに立ち続ける限り、ずっと応援してますよ。


そして私といえば、意外と簡単に推しを増やすタチです。
まあ、みんなかっこいいんで仕方なくないですか?
みんな強くてかっこいい。
こんな好きはたくさんあっていいでしょう??


注:あくまで私の私見と感想ですからね。

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