波乱と驚愕の春高2日目

言葉を紡いでもまともなことが書けなさそうな予感しかしないのですが、明日になったらまた新しい試合が展開されるので自分の備忘録的に書いておこうと思います。

注目カード1: 市立尼崎 vs 山形中央

このカードを見た時にまあ、市尼が勝つんだろうな、くらいの軽い気持ちで映像を見ていて、山形中央の勢いにびっくり。目に飛び込んできたのは4番の中村來太郎くん。181cmと大柄な選手ではありませんでしたが、サーブに守備にこのチームの勢いの一つになっていたと思います。

昨日の東山ショックに続いて驚きの結果でした。春高の初戦の難しさはどこの強豪校にも当てはまるのかもしれませんね。

一つ試合をこなして慣れてきたチームと勝つことを期待されているチームとでは心持ちも違うのかもしれません。ミドルの笹金くん、長堀くんのブロックも見所でした。

注目カード2: 県岐阜商 vs 清風

今日一番の驚愕の試合でした。
清風の前田くんは前評判の高いセッターで、友人からもお勧めされていたので、彼がどんなプレーをするのかを見てみたくて選んだカードでした。

前田くんのバックトスの綺麗なことに惚れ惚れしてたりしたんですけれど、この日は県岐阜商の勢いが止まりませんでした。私が気になったのは加島くんのジャンプサーブ。
でも、この日の県岐阜商は誰も攻撃的な選択をするみてて気持ちのいい楽しいバレーでした。

春高全体を通して感じることは、初戦の難しさと、勝つことを期待されているチームのメンタルコントロールの難しさ。
それこそインカレでの日体もそうでしたけど、ちょっとだけ相手が流れに行くと「勝ちたい」ではなくて、「勝たなければ」が心を支配してしまうのかもしれないなと雰囲気をみてて感じました。

もっと前田くんのプレーも見てみたかったので、大学でもプレーしてくれることをじっくり待ちたいと思います。

注目カード3: 星城 vs 日南振徳

中根先生のいる星城を応援してました。
キャプテンの安達くんをもうちょっとみていたかったですし、2年生の長身トリオの活躍も楽しみでした。

でも日南振徳はサーブは攻撃的だし、高くてブロックはうまいし、なにより、甲斐くんという飛び道具が凄かった。
西田くんのプレーを初めてみた時くらいの驚愕がありました。なんというか、「すごい」「やばい」みたいな表現しか出てこない一気に語彙を失うやつです。

こんなMBが高校生にいるの??と。
攻撃も多彩でバックアタックまで飛び出して、みてる方がびっくりしまくる展開で。

星城も食い下がってはいたのですが、2年生トリオの経験がちょっと足らなかったかな。私がみた中でもとても面白い試合でした。

注目カード4: 仙台商 vs 駿台学園

駿台が1セットとられる波乱からスタート。
まさかこのままとは思いましたが、駿台の方が攻撃にバリエーションがありましたね。
仙台商は「山元快太」くんのチームでした。

特に後半は彼にしかボールが上がらないのではと思うくらいにそこにボールが集まり、自分で拾い、フォローし、まさに八面六臂の戦いぶりでした。
2セット目くらいから彼のエネルギー切れが見てる方も怖くなるくらいの運動量。

最後は駿台が勝ち切りましたが、仙台商のまてたくないという気持ちが伝わってくる戦いぶりでした。ある意味、春高らしい戦い方をしたチームだったのかもしれません。

清風と同じようにやっぱり一戦目は難しいのかなと駿台を見てても感じました。今日からが本領発揮かもしれませんね。

それ以外で見た試合では鎮西、習志野、東福岡は強さや安定感が見える試合展開で次につなげた印象です。
どれももしっかりは見れてないので、落ち着いたらじっくり見たいともいます。

さて、もう数分後には今日の試合が始まります。
今日の私の1番の注目カードは習志野 vs 東福岡です。
本当は5セットマッチで見たい対決なんですけど。

2校にとってはこの試合でどれだけ余力を残せるかがセンターコートに行けるかの鍵になりそうですね。

今日も楽しみます!

(今日が始まる前にまにあっった。)


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