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014 和紗 逝去

向こうで、お姉ちゃん達が待ってます。
たくさん頑張ったよって。
笑って報告しよう。


1020.10 織姫来訪&和紗逝去


10月になり、京の秋も深まって来ました。
山も紅く色づいてくる頃だね。
さて、前回は東雲君が春菜様と交神して
仁那が九重楼にて初陣を飾りました。
橘も童顔ゴリラとして強くなってるね。
若手達がどんどん育っていき、
東雲世代の終わりを感じます。

と、いう訳で!
今月はまず初めに東雲君の御子の
来訪イベントからスタートです!
待ってました待ってました!
ドッキドキわくわく!!
では、イツ花せんせ!お願いします!

はい!
この来訪コメントは、和紗ちゃんの時と
同じです。イツ花せんせは
皆の事をよく見てくれています。

褐色赤髪美少女が来ました。可愛い!
日ノ崎家では初となる火髪です。
ってかオール火ですね、瞳も赤い。
いやん可愛いわ、美しいわ。

素質バーを確認します!
東雲君の強かった火の素質を
そっくりそのまま引き継げてますね。
この技火は東雲君が裏に持っていた
陰陽児中様のものかな。
そして春菜様が全体的に土素質を
底上げしてくださいました!
長かった体土のバーは裏に回ったぽいね。
それでも素晴らしい素質です。
ありがとう、木曽ノ春菜様。
ありがとう、陰陽児中様…。

お父さんに似ている高い心火で
好戦的なゴーゴー暴走娘って感じだけど
同じだけ心土も高いから、
心に熱いものを秘めていても
強い自制心で己を律する事ができる
武人みたいな性格なのかな…。
でも好物がカモ鍋って事は、家族で
ワイワイ鍋を囲むのも好きみたいだし
明るい性格してそうだね。
次期当主はパワフルガールですな。

命名ですが。空に輝く織姫星から取って、
織姫という名前になりました。
東雲君が付けてくれたのかな。

織姫は即決で拳法家にしました!
今改めて見ると、お父さんと同じ
剣士でも格好良くて似合う気がする…。
胡蝶の手袋か、燃える拳が早く欲しいな。



そして…。

今月が和紗ちゃんの最後の月となります。
健康度29…。赤くなった文字を見るのも
とても辛いけど、和紗ちゃんの方が
もっとずっと苦しいよね、ごめんね…。
体力もかなり下がっています。
それでも1才9ヶ月は、日ノ崎家では
最長命になります。よく頑張ったね。

気休めだけど漢方を飲んでもらって、
織姫と留守番しててくれ…。

そして。そしてそしてそして!!!
東雲ぇぇぇぇ!!!きみ、きみも!!
君も、健康度、下がっちゃったのか…?
早すぎる…、帆希君より先に逝くのか…?

チビで血気盛んで誰よりも強くて、
常に前衛で家族を守り続けた東雲。
そんな彼の健康度が88…。
最早呪いの数字ですよ、88は…。

今月の出陣を最後に、
東雲は引退しましょう。

はぁ…東雲…。

 

帆希君はまだまだ元気でした。
一生元気でいてくれや…。
前世代の最後として、次世代を導くのは
彼の役目となりそうです。

お店で買ってきた功徳の拳を
織姫につけてあげます。福効果付きです。
訓練の時から身につけておきなさいね〜。

和紗ちゃんにご指導お願いします。
絶対に無理はしちゃダメですからね。

漢方飲ませるの忘れて出撃準備してました…。
慌てて漢方薬を買いに走り、逃げる東雲君を
捕まえて皆で頑張って飲ませました。
これが東雲君のラスト出陣です。
行くぞ!!!!!

行き先は九重楼にしました。
まだ入手してない黄色アイテムの回収と、
前月に引き続いて仁那の訓練の為です。
それでは。参りましょう。

黄川人くん来ました。
この間の昔話の続きです。
神様と人間の話。
善意が悪意に塗り潰されるお話。

赤火無しでした!本当に来ないな!!
坂も階段も速瀬ダッシュで駆け上り、
一気に塔へ突入しました。
残りの青火でどこまで行けるかな、
走れ走れ〜!!

早速暴れ石をゲット!
これ欲しかったの〜!併せた〜い!!

双子ズ、二人揃っての最後の成長です。
二人とも心土ががっつり上がってます。
そして、多分、恐らく、でも確実に。
帆希君…。君も…。

太刀風ゲットー!!あと茶碗とお薬も!
黄川人くんから神様の話を聞いた後に
この術ゲットするのも皮肉めいてて辛い。
仁那も成長しました!
体力、攻撃力どんどん上げてこ!!


この後もガンガン鬼を倒しまくって
戦勝点を稼ぎましたが、アイテムは
ドロップせず。青火が尽きて、終了です。
いーっぱい暴れました。
そろそろ、帰ろっか。皆、待ってます。

…やっぱりそうでしたか。
今は何も考えず、屋敷は帰りましょう。



屋敷へ帰り。皆、武装も解かないままで
和紗ちゃんの部屋へ飛び込みました。
室内には、イツ花と織姫と。
横たわり、帰ってきた家族に微笑む
和紗ちゃん。待っててくれたんだね。

さぁ。彼女を見送りましょう。

和紗ちゃんは、勝己君が遺した最後の子です。
白虫お真由様との間に生まれて、末っ子として
日ノ崎家にやってきました。明るい父と、
しっかり者の姉と、優しい姉に愛されて育った
マイペースな子供でした。
無口だけど、感情豊かな可愛い妹でした。
初陣は、三姉妹で。姉達を後衛から
弓でサポートし、援護するのが役目でした。
神様解放の為に、朱の首輪をつけて
九重楼を走り回ったね。
拳の指南書の為に、紅こべを絶滅させる勢いで
しばき回した事もありました。
夕海ちゃんがいなくなってからは、
さくらちゃんと一緒に双子達を支えて
部隊で頑張ってくれました。
選考試合に参加して優勝したり、
稲荷ノ孤次郎を初めて倒したり。
悪羅合宿では、後方からダメージを与えて
前衛の誰かがとどめを刺すパターンで
悪羅大将を狩りまくったね。
エース的活躍ではありませんでしたが、
いつも堅実に誰かをサポートしてくれました。
初めて登った大江山。技力がすっからかんに
なるまで暴れに暴れた二ヶ月間でした。
実は和紗ちゃん、本当はめちゃくちゃ
楽しかったんじゃないかな。
その証拠に、この時の彼女は
よくクリティカルを叩き出してましたから。
最後の出陣は、白骨城でした。
恨み足、右カイナ左カイナを倒して
華々しい戦歴を残しました。
そして、根来ノ双角様との間に
仁那ちゃんを授かりました。
そっくりな母娘です。
後年は娘に訓練をつけ、そして織姫にも
訓練をつけてくれました。
ありがとうね、和紗ちゃん。

冗談めいていて、可愛らしい遺言でした。
和紗ちゃんらしい、遺言でした…。
家族皆、笑顔で彼女を見送れたかな。


これで、初代である勝己くんの
大事な娘3人が全員旅立ちました。
もう初代を直接知る者はイツ花せんせ以外いなくなってしまいましたが、
その志は脈々と受け継がれるでしょう。


和紗ちゃん、おやすみなさい。
いい夢を。





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