検査説明

遺伝子検査をするために細胞を取る手術。
その家族説明にハニさんが来てくれた。

ハニさんとわたしは同性カップルで
社会的な繋がりをつくっていない。
なので、家族説明にハニさんを呼んで良いのか、
同意書をとれるのか、心配だったけど
いまかかっている先生や病院は
「大丈夫ですよ」と家族説明にハニさんを呼んでくれた


朝から私だけ先に入院準備して
夕方に家族説明のため面談室で合流

いま面会がコロナを理由にできないので
そこで数時間ぶりにハニさんにあう


先生がハニさんに「お久しぶりです」っていうだけで
なんだか胸にぐっとくるものがあった
わたしは一度聞いた説明だけど
ハニさんは先生から直接きくのは初めての話で
3.4つほど質問してくれた。
生活に関するところはわたしも、それな!って
質問だったから、とても安心した。

病状に関しては
詳細はふせるけど、

今回、再発の場所がかなり散らばっていて

ハニさんには事前に伝えていたけど
映像で見るとやはり迫力があるようで。
ハニさんがぐっと力が入るのを感じてまた胸がきゅっとなった。

先生が気を利かせて、先に出て少し2人で話せる時間をつくってくれた。

ぽつぽつと話してたら
昨日の家族旅行の写真をまちうけにしてて
それ見て、涙がでてきた。

この人を幸せにできたんだろうか。
この人がこれから生きていく力になるんだろうか。

それを思うと涙腺が崩壊する。
邪魔になりたくない。足枷になりたくない。
無駄な時間を過ごさせたくない。

幸せになってほしい。
ただ願うのはそれだけ。

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