虚数な反転した世界
見ない、見えない、考えないことにしたモノやコトを計算する道具を作ろう。
それは、小学生の時の思いつきだった。
そして、大人になって割り算で隠していたモノ、微分で切り捨てた世界を覗き観たら、確率や時間を使って考え無いことにした世界を計算できるようになった。
コンピュータだって引き算は「マイナスの足し算」で計算してるし、関数は心の曲線として動き出して、私達の視座を変えるルーペになる。
そうしたら、割り算の受け皿もあったよ。
そのルーペで何もかも逆転した虚が実る裏返った世界もあったよ。
これまで「悪」「陰」だとした世界が途端に別の色彩を放ち、グラデーションになってくる。
ヒトだって、刻々と変化するから、時間が個々に違うんだ。変化があるからそこに時間があると思っているだけでは?なら個々に変化は違うよね?変化しないなら、時間は無いよね。
関数や数学は時間が無い世界、イメージの学問。
数がそもそもイメージなんだから、全ては虚数ともいえる。
それなら白と黒、ゼロとイチだけの陰陽だけではなく、量や質と言った実と数と言ったイメージが時計の針のように重なる虚実のグラデーションやメカニズムが見えて来る。
そう対立のメカニズムとその対立こそエネルギーとし、全体調和とする知恵も見えてくる。
もしかして、これまで「間違ってる」「狂っている」「そんなモノはない」とされてきたコトやモノ、そんな人たちも、とっても魅力的に輝きだして、ワタシの好奇心を刺激して来るのだよ。
だって、アスリートや極端に視力良いヒトは、普通のヒトから観ると存在し得ない存在だけど、存在するでしょ?
みんな同じ、平等、一般化しないと科学ではないとするなら、自然世界のほとんどを捨てたと同じでしょ?
それを微分世界というのでは?
脳の神経伝達速度より早く反応して闘う格闘家も居れば、的に当てたあとに引き金を引くという最高のスナイパーも存在してるよね?
彼らは時間を超えた関数世界での関数通信をやる達人になるほどのトレーニングをやってきたのだ。
ヒトは時計の動きがグラデーションになり、関数となり、関数軸となるとき、時間を理解する。
無限に陰陽を計算して電気代だけ無駄に消費するデジタル数学では解けない世界。
電気電子文明の破綻の先にある未来。
物質文明が終わり、次に来る世界。
ワクワクするでしょ?
四半期ベースで結果の出ることだけやるのが、学問ではないんだよ。
中には三百年後の世界を創る研究もある。
特に数学は、誰が使っても良いし、そう誰でも自由に平等に使える唯一の絶対矛盾を自己同一させた道具。
言葉狩りをやる今の世界からの脱出ツール。
だってさ、言葉使ったこれまでの文明で、戦争すら消せてないだろ?
でも、だった0,1の陰陽計算だけで、全ての言葉、パターンマッチは電気代気にしなければ永遠に再現できるコンピュータやAIという存在が作れたよね?
でも、足し算一つまともに説明出来ない言葉に支配されているのはなぜ?
六十になるなら、そんなロマンも追いたくなるよね。
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