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日帰り盛岡。三大麺制覇。じゃじゃ麺編。

上記の続き、2軒目である。

前々日に(暇すぎて)ふと思い立ち、日帰りで盛岡にわんこそばを食べに行った。
わんこそばだけ、たらふく食べて東京に帰ってこようと思っていたら、
行きに小耳に挟まった耳寄りな情報。

1.盛岡は麺が有名。
2.わんこそば、じゃじゃ麺、冷麺この3つを「三大麺」という。
3.中でもじゃじゃ麺は盛岡人のソウルフード。
 (わんこそばは観光客用で地元の人は食べない。)

「ジャージャー麺」ではありませぬ。
「じゃじゃ麺」でございます。

戦前、現在の中国東北部にあたる旧満州に移住していた後の「白龍(パイロン)」の初代主人である高階貫勝が、満州時代に味わった「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を元に、終戦後の盛岡で日本の食材を使って屋台を始め、そこで盛岡人の舌にあうようにアレンジをくりかえすうちに、「じゃじゃ麺」としての独特の形を完成させたといわれる。
中華麺とは異なり、じゃじゃ麺用の平打ちうどんかうどんのように感じられる独特の麺に、特製の肉味噌とキュウリ、ネギをかけ、好みに合わせてラー油やおろしショウガやニンニクや酢をかけて食べる。
麺を食べ終わった後の器に、卵を割り肉味噌を加え、茹で汁を注いでかき混ぜたスープを「鶏蛋湯(チータンタン)」と言う。(βy Wikipedia)

というわけで、わんこそばを61杯食べたその腹で(その足で?)伝説の店「白龍」(パイロン)に向かう。

コロナでも満席。狭い店内びっしり。観光客っぽいの私たちだけ。

人の脳みそ🧠というものは、兎角「過去に馴染みのあったもの」と紐づけて新しい「何か」を学ぼうとするんだなぁと、今回自分の🧠の動きを観察して思った。

1. ジャージャー麺みたいなものね!(違うって書いてあろうが?)
2.ラー油とお酢をかけて食べるってまるで「油麺」だわね。(それも違うよのう?)

そんな脳内会話を経て、出てきたじゃじゃ麺。
まず、味噌を麺に絡める。

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そこにお酢とかラー油とか、おろしニンニク(これが辛い!)を入れて
ぐるぐる混ぜて、ずずずーっと手繰るわけ。

ワタシは(わんこそば61杯のせいで)辿り着かなかったが、
テーブルに大きなボウルが置いてあり、その中に生卵が山積みされている。

それを食べ終わった肉味噌とかおろし生姜の上に割り入れ、ぐるぐるかき混ぜた状態で、じっと待っていると、店員さんが回収に来てくれて、そこに「麺の茹で汁」を入れてくれる。

この時、自分が食べたお箸も一緒に回収され、店員さんはそのお箸でかき混ぜてくれるというなんとも合理的な仕組み。
ちーたんたん(鶏蛋湯)という名前らしい。
盛岡の寒い冬は、これできっと身体があったまるんだろうなぁと推測。

次回行った時は、このちーたんたんまで辿り着きたい。

励みになります。個別にお礼のメッセージさせていただきます。