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期待の上を行くシェフ

この大激動の2020年8月にオープンして、
もう既に来年3月まで予約の取れないレストランがあるという。

和食なんだけど、なんかちょっと違う。
とにかく美味しいんですよ〜と言われて割と楽しみにしながら行ってきた。

「美味しいんですよ〜。」っていう言葉は「誰が言ったか?」が重要である。

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カウンター中央の向かいに薪がくべてあり、何かを焼くための網があり、左右に繊細なワイングラス。
更にその右には、天照大神と書いた大きなお札に一対の榊、薄いバカラのグラスに入れてあるお神酒。

その前にずらっと7〜8席の椅子のみ。

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全部いちいち美味しかった。

ホースラディッシュがジュレになっていたり、
鰻がラッセルハヌートというモロッコのスパイスを纏っていたり、
最後の土鍋ご飯がまさかのサフランライスだったり、

1皿ごとに高まる期待を、裏切り続ける圧巻の13皿だった。

行った瞬間に次の予約を取るお店は時々あるんだけど、
次の次まで予約をお願いしたお店は、ココが初めて。

今年はいっぱい白トリュフを食べる機会があった白トリュフ当たり年だったけど、白トリュフと卵という王道の組み合わせを、素敵な食感と舌触りで食べさせてくれた一皿は、ワタシの人生bestな一皿となりました。

いいお店を表現する時に、星いくつ、とか、4点越えとか言われているけど、
ワタシの中では、久しぶりの「しゅんしゅんを連れていきたいお店」となった。

感動した。



励みになります。個別にお礼のメッセージさせていただきます。