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情けは人の為ならず。

今日の記事はアホ丸出しの記事になることを前もって申し上げておく。

「情けは人の為ならず」という言葉の意味をワタシは昨日初めて理解した。

「日本国語大辞典 第2版」(平成12~14年 小学館)
情けは人(ひと)の為(ため)ならず
 情をかけておけば,それがめぐりめぐってまた自分にもよい報いが来る。人に親切にしておけば必ずよい報いがある。  
補注:情をかけることは,かえってその人のためにならないと解するのは誤り。
「大辞林 第3版」(平成18年 三省堂)
 情けは人の為(ため)ならず
 情を人にかけておけば,巡り巡って自分によい報いが来るということ。〔近年,誤って本人の自立のために良くないと理解されることがある〕

辞書でも、わざわざ、
「情けをかけると、その人のためにならない。」というのは誤りである、とわざわざ書いてある。

ちなみに、2010年度の「国語に関する世論調査」で,「情けは人のためならず」の意味を尋ねた、結果は次のとおり。

・(ア)人に情けをかけておくと巡り巡って結局は自分のためになる・・・ 45.8% 
・(イ)人に情けをかけて助けることは結局はその人のためにならない・・・ 45.7%
・(ア)(イ)の両方・・・ 4.0%
・(ア)(イ)とは全く別の意味・・・ 1.9%
・わからない・・・ 2.6%

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これは2010年のデータなので、当時の60代以上、つまり現在の70代以上を除く全ての年代で本来の意味ではない(イ)を選んでいる人が多い。

ワタシもそのひとりだったわけだけど。

皆さんはご存知でした?
ワタシ、結構びっくりしたあと、軽く落ち込んだんだけど。。。w

励みになります。個別にお礼のメッセージさせていただきます。