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残酷で異常

そんなわけで、残酷で異常も観ました。
妻が死に、必死で心肺蘇生を行うも甲斐無く、妻は死に自分も何故か死んでしまう。しかし次に気付くと見覚えのない建物で、自らの罪を認めるワークショップに参加させられてしまう。果たして事件の真相は!?的な話。
ジャンルはなんだろ。ミステリ?サスペンス?

なんだろう。うーむ。やっぱりわたしの中で感情移入ができない作品って好きじゃないのね。
今回も主人公に全く共感できなかったのでいまひとつ。
話の展開やつくりも、そんなに衝撃も感動もなく、割とだらだらっと進んでいく感じが退屈さをいや増した。

唯一かがやいて見えたのはやっぱり子供のシーンなんですよね。
子供はいつも正しい。正しくなくても正しいから。
あまりにだらだら続くのと、最後に比較的駆け足で主人公が改心というか心変わりするから、そのカタルシスも薄く、のんべんだらりと90分強が過ぎた。

あと、間違った愛を提示され続けたので愛マスター的には苦痛だったのもある。
そしてなんかもっと危機感のあるシステムにしないとそりゃ安心感に浸るよな、と思った。
登場人物たちの恐怖が画面から出てこなかった。これは例えですが、遠くで彩度が低くされちゃそりゃ目立ちませんわ、という感じ。

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