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ラ・ヨローナ ~泣く女~

そんなわけでラ・ヨローナ泣く女を観たよ。
児童相談所で働く女性は、夫に先立たれながらも明るく懸命に二人の兄妹を育てている。そんな折、担当している家族に問題が発生しその子供を施設に保護するも不可解な死を遂げる。しかも次の標的はどうやら我が子のようだ!やべえな!という話。

結局のところ、わたしはエクソシスト的な霊と対峙する話が好きなようで、この話もかなり好きな方だった。
リメンバーミーでも同じ題材の曲「悲しきジョローナ」があったりして、メキシコではメジャーな怪談話のやうだ。そう。つまり敵はメキシコのおばけ(語弊)なんですね。

で、餅は餅屋のとおり、今回のエクソシスト係(語弊)は南米出身(たぶん)の元神父!いまは呪術師的なことをしているラファエロ!!もう謎の言葉(たぶんスペイン語の聖句。字幕無し)をベラベラ唱えながら除霊の儀式をしてるところなんか無駄に燃えましたね。新鮮だった。

このラファエロさん、頼りになるんだかならないんだか微妙な感じではあるのですが、間違いなく憎めない奴。とても好き。かわいい。
そんなラファエロさん始め、霊が出ればバットを構える母や勇敢な兄と、登場人物にやきもきさせられることは少ない。一部アレだけど、比較的ストレスなく展開していく。

あっさりすぎるくらいだけど、これくらいテンポ良いとだれずに楽しめる。というか好感が持てる。
ただ、テンポが良すぎてややご都合主義的なきっかけで状況が好転するのは残念に思った。説明不足とかじゃなくて、どうしてそうなるのか納得できなかった。最初の保護した子供も気の毒だったしなあ。

あっ、ラファエロさんじゃないラファエルさんだったかもしれない……まあラファさんです。ジャジャーン。

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